今回も「QAL観なかったことを後悔しての恨み節投稿😅」で、82年札幌公演の思い出について書きます。

 

 

前回は札幌公演当日の話まで辿りつけませんでしたが、今回(こそw)は82年のセトリを振り返りながら、コンサート当日の話を語ろうと思います!

 

 

前回投稿で「(この時の最新作)HOT SPACEには失望した😞」と書きましたが、レコ発ツアーの内容は前回と甲乙つけがたいくらい素晴らしく、大満足でした😆

 

コンサートの満足度、観終わった後の充足感は前回以上だったかもしれない👍

 

これはおそらく前回以上に“予習・復習”をしっかりやって、コンサートでは自分自身も歌いまくって「やりきった感」が大きかったからかも😃

 

前回よりも予習・復習がしっかりできた理由の一つは(前回の繰り返しになりますが)札幌公演前の一カ月間ほど札幌パルコで「クイーン来日公演記念イベント」を開催してくれて、そこで連日のようにライブビデオを観まくったことが大きいですね!

 

メンバー全員の髪が長かった初期の映像もあったと思いますが、フレディが髪を切って髭をたくわえだした比較的新しいライブ映像もあって、79年来日以降にリリースされた(従って自分はライブ未体験の)“THE GAME”収録曲のライブ映像もしっかりと予習できました😉

 

ちなみに、この年(82年)にはようやく我が家にもビデオデッキがやってきましたが😅ソフトはまだ高額で手が出なかったし😥そもそもクイーンのビデオソフトもあまり出回っていなかったのでは🤔

(札幌ではまだレンタルビデオ屋自体がまだ少なかったと思うしw)

 

あの( 小林克也さんがホストを務め洋楽のヒットチャート等を紹介するTV番組)「ベストヒットUSA」で何曲かMVを録画したことはあったかもしれないけど、「動くクイーン」=ライブビデオを毎日見せてくれるパルコのイベントはありがたかったですね🙇‍♂️

 

それから、個人的にはこの年にようやく(カセットテープのw)「ウオークマン」を買ってもらったことも大きかったw

(赤色の弐号機でしたw)

これにより通学や外出時にも好きな音楽を聴けるようになったことは大きかったなぁ😌

 

この感動の大きさは、今の若い人、いや携帯音楽プレーヤーが当たり前になってきた現在40代の人にも理解してもらえないかもしれないw

 

あと、前回から3年経っていることで、多少なりとも英語がわかるようになってきて、たとえば“Love Of My Life”の大合唱でも、おおむね意味を理解した上で歌うことができましたw

(前回は“呪文”のように“音”だけで覚えていた感じですね😅)

 

ちなみに、自分は中学・高校生時代にまったくと言ってよいくらい勉強しませんでしたが😅、洋楽を聴いていたことで、英語はまあまあ成績がよく、大学受験でも得点源になったのでよかったです😁

(いまだに英会話や英作文は苦手で、TOEICも500点台が最高得点でしたが😅)

 

 

さて、このようにしっかり予習・復習して、札幌公演当日(1982年10月29日)を迎えましたが、ゴールデンウイーク最終日で「サクラサク🌸」前回79年公演とは対照的に、この時の札幌はもう「枯葉舞う季節」=晩秋で肌寒い日だった記憶があります🍂

 

だから当日は厚手のセーターを着ていった記憶がありますが、この時の博士(博士号を持っているブライアン・メイのことですw)のステージ衣装を意識した、白地に黒のストライプ(?)が入ったセーターを近くなってから買っていったのだったかと思いますw

(最新の衣装はML誌など音楽雑誌でチェックしていたのかな🤔)

 

会場は通称「月寒グリーンドーム」と呼ばれていた「道立共進会場」!

 

ジェフベックを観たのもこの会場で、あとは大学時代に中古車の展示会などを観にいった記憶がありますが、老朽化のため残念ながら2016年に取壊しに😥

 

現在は「ブランチ札幌月寒」という商業施設になっている場所ですね。

(写真がありませんが、今度撮影してきたらシレっと貼っておこうと思いますw)

 

地下鉄東西線の「南郷13丁目駅」から歩いて行きましたが(現在は東豊線の「東月寒駅」の方が近いw)、途中に所謂ダフ屋さんがいて😎「チケット発売初日に自分より前の方に並んでいた『ファンとは思えない人達』はそうだったのだなぁと思いましたw

 

1万人以上収容できる前回79年の会場「真駒内アイスアリーナ(現セキスイハイムアリーナ)」の半分程度-5000人前後のキャパなので(ソールドアウトだったかは覚えていませんが)スタンド席もいい感じで埋まっていたと思います。

 

79年はスタンド席だった自分も、この時は発売初日に並んでチケットをゲットしたので、アリーナ席の8or9列目となかなかの好位置!

 

上手寄りの席でしたが、当時はまだ視力が2.0近くあったので、博士の手元もよく見えた記憶がありますw

 

そういえば、チケットをゲットした日に楽しくお話させてもらった(ビールをゴチにもなったw)女子大生のお姉さま方とは開演前に会えなかったけれど、自分は開演ギリギリに席についたのかも🤔

(終演後に一人だけ会えてご挨拶できた)

 

 

当日のセットリストを再掲しますが、ライブDVDが発売されている(先日BS松竹東急でも放映された)82年6月のイギリスはミルトン・キーンズ・ボウル公演と似通った選曲ですね。

 

 

青のフォントがミルトン・キーンズ・ボウル公演と異なる曲です。

 

【1982年10月29日 道立共進会場公演セトリ】

 

01. Flash (intro) 
02. Rock It
03. We Will Rock You (fast) 
04. Action This Day
05. Play The Game
06. Calling All Girls
07. Now I'm Here
08. Put Out The Fire
09. Dragon Attack
10. Now I'm Here (reprise) 
11. Love Of My Life
12. Teo Torriatte
13. Get Down Make Love
14. Guitar solo
15. Body Language
16. Under Pressure
17. Fat Bottomed Girls
18. Crazy Little Thing Called Love
19. Death On Two Legs (intro)
20. Bohemian Rhapsody
21. Another One Bites The Dust
22. We Will Rock You
23. We Are The Champions
24. God Save The Queen

 

英国(ミルトン)の“The Hero”を“Rock It”に、“Staying Power”を“Calling All Girls”に“Somebody to Love”を“Teo Torriatte”に(ジャパンスペシャルですからねw)、“Back Chat”を“Body Language”に替えたのかな🤔

 

ミルトンでは演奏された“Save Me”、“Tie Your Mother Down”、“Sheer Heart Attack”を札幌では演奏していない代わりに、札幌では“Put Out The Fire”を演奏していますね。

(曲数としては英国公演よりも少ない😔)

 

日本ツアーでも、会場によっては一部選曲を替えたと思われ、たとえば(ミルトンのライブDVDボーナスディスクに数曲のみ収録されている)西武球場公演では、オープニングが英国同様“The Hero”だったようですね。

 

 

この後は、この日演奏された各曲について、感想を語りたいと思いますが、いかんせん40年前の話ゆえ当時の記憶はすっかりうすれてしまっていますので、各曲に関する個人的な思い出・思い入れの話が多くなるかと思いますがご容赦を😅

 

おっと、各曲の感想の前に、当日のステージセットについて少々。

 

当時のクイーンのコンサートといえば、野球スタジアムの照明設備のような巨大な照明セットを使った演出が“名物”の一つだったと思いますが、この時もとても印象的でした!

 

開演前はステージとほぼ平行に寝ていた照明設備が、開演とともにグィ~ンと起き上がり照明が灯るとコンサートが始まるワクワク感が一気にマックスに🔥😆

 

コンサート中は“ドラマチックなライティングショー”で楽しませてくれて、終演時には照明が消えて再び畳まれる(ステージと平行に戻る)と、最高のショウが終わった寂しさとともに、感動のフィナーレ感にウルウルする😭

 

今回のQALでもこの名物照明セットが踏襲されていたのだろうか🤔

 

やっぱりQAL札幌公演を観に行けばよかったと、あらためて後悔😫

 

恐らくは82年来日時も79年とほぼ同じ設備を持ってきたのだと思いますが(相当高額だと思うので、ツアー毎に新調するのはクイーンといえどキビシイのでは)、82年は従来の照明設備に加えて、首長竜(あるいはキリンさんw)を思わせるクレーンタイプのスポットライト(実際に当時「恐竜ライト」と呼ばれていたようなw)が斬新な印象でしたね✨😲

 

当時人気があったスターウォーズや宇宙戦艦ヤマトのメカも連想したw

 

ミルトン・キーンズのライブビデオを見返しても、「恐竜ライト」が活躍している様が出てこない(よくわからない)のだけれど、この時のパンフレット表紙(中央)の写真でメンバーを照らしているのがそうではないかと思う。

 

 

まるで、首長竜がメンバーを追いかけるように動いて、スポットライトを当てていたのが印象的だった記憶があります。

 

 

ようやく、ここからが各曲の感想w

 

“Flash”は、(80年公開の)SF映画「フラッシュゴードン」のテーマ曲で、当時サントラ盤も発売されたのですが、自分は持っていなくて(HOT SPACEまでのアルバムで“レコード”を買っていなかった唯一のアルバムがコレw)“GREATEST HITS”で初めて聴きましたが、個人的には“往年のゴージャスなクイーンサウンド”を思わせる曲だったので、お気に入り曲になりました!

 

この時はオープニングSEとして流れただけだったと(メンバーは演奏しなかった)思いますが、音が会場内をグルグル回る“サラウンド効果”が印象的だった記憶があります!

 

 

“Rock It”は“さわり”だけ演奏して、すぐに“We Will Rock You ”ファーストバージョンが始まったのだったと思う🤔

 

 

79年来日時には、まだファーストバージョン未体験で、またクイーンのコンサートの作法もわかっていなかったので、ノリ遅れた感がありましたが😅今回は最初のコーラスから最大ボリュームで絶唱しました😆

 

周りのお客さんも大合唱で感動した🔊😭

 

 

“Action This Day”を演奏したことはカンペキに忘れていた😅

 

 

当時の最新作“HOT SPACE”の“悪夢の(アナログ)A面”の中で、当時「唯一マトモ」と思って気に入っていた曲w

 

その後は他のA面収録曲も好きになりましたが😉(Body Languageを除くw)

 

ロジャーの曲ですが、彼はその時々に流行っている/注目されている音楽へのアンテナが高くて、それらの要素を自分の曲にうまく取り入れている印象がありますが、この曲も80年代初期に流行った音楽からの影響を感じさせるような😉


 

“Play The Game”は、80年リリースの“THE GAME”収録曲で(当然ながら79年来日時には演奏されていなかったので)この時特に期待していた曲の一つ!

 

 

スタジオ盤では、それまでの“ノー・シンセサイザー”の縛りを解いて、ハデにシンセを駆使したイントロが衝撃的でしたが😲ライブではシンプルなアレンジで、スタジオ盤以上に曲そのもののよさを堪能できる気がする。

 

シンプルだけれども美しい博士のギターソロも沁みる😌

 

 

82年の来日公演では、「(失望させられまくった)HOT SPACE」収録曲もライブだと案外と悪くないな」と思ったことも印象的でしたが😅“Calling All Girls”もその一つ。

 

まあ、この曲が収録されているアナログB面は最初からけっこう評価していたわけですが、ライブで聴いてさらに評価が上がりましたw

 

 

“Now I'm Here”~“Put Out The Fire”~“Dragon Attack”~“Now I'm Here (reprise)”はメドレー形式で演奏されたのだったと思いますが、いずれも博士の曲で、ハードロック色が強い曲ばかりなので、テンションがあがりましたね🔥😆

 

特に、HOT SPACE収録曲の中で1、2番くらいに好印象だった“Put Out The Fire”が、ライブだとさらにカッコよいと思いました!

 

HOT SPACE収録曲の中では、少し古め-70年代の雰囲気も感じられたのがよかったのかもw

 

 

会場全体で大合唱して盛り上がる“Love Of My Life”もクイーンのコンサートの名物・ハイライトの一つですよね😆

 

79年札幌公演の自分も精一杯歌ったつもりですが、82年はカンペキに歌詞を覚え、カンペキに歌いきれたと思うので、「やりきった感」が大きかったですw

 

今回のQAL公演でも演奏されて、やはり大盛り上がりだったみたいですね!

 

この曲は、お客さんの大合唱を聴いたフレディが「褒めてくれる」のが嬉しいので、QALではそれがアダム・ランバートなら(個人的には)ビミョーかな、なんて思っていたのですが😅😓どうやら今回は博士が褒めてくれたようで、やはりQAL観にいけばよかった😖(そればっかりw)

 

 

79年に続き82年も“Teo Torriatte”を演奏していたこともすっかり忘れていた😓

 

てっきり“Save Me”を演奏してくれたと思ったのは、パルコで観たライブビデオの印象が強かったからだろうか🤔😅

 

2月27日までIMAXで上映されていた「ロック・モントリオール」と同じ(あるいは同時期の)ライブ映像じゃなかったかと思うのですが、特に“Save Me”が感動した!

 

 

前年にFM放送でオンエアされたライブ音源でも、やはり“Save Me”が印象に残りました😌

 

そういえば、フレディではなく博士がピアノを弾いて始まったことに少々驚いた曲があったと思いましたが、それがこの“Teo Torriatte”だったかな🤔

 

 

79年に続いて演奏されたGet Down Make Love”は省略しますが😅今回もまた“ライティングショー”が印象的で、(音源聴いた時のw)退屈感はありませんでしたw

 

 

“Guitar solo”も前回とほぼ同様なので(“Brighton Rock”のギターソロを即興的に変奏していく感じ)省略w

 

 

“Body Language”を演奏した記憶も全くナシ😅

 

自分的ワーストソングで、この時だけはテンションが下がっていたからか😓

 

でもまあ、あらためてCDを聴くとフレディのボーカルが凄まじいですね😲😆

 

それから当時はY.M.O.(イエロー・マジック・オーケストラ)などのテクノミュージックが流行っていましたが、このへんのエッセンスも取り入れていたのかな、と今聴くと思えてくる🤔

 

ちなみに、この曲との入れ替え(?)で英国などで演奏されていた“Back Chat”と一部がよく似て聞こえる曲を、“踊りは上手いけど歌がヘタクソな某男性アイドル”がその後歌っていましたが、当時は「絶対パクったな😑」と思っていましたね🤣

 

 

この後の後半戦は、“GREATEST HITS”収録曲、つまりクイーンの代表曲オンパレードなのでさらに盛り上がりましたね~🔥😆

 


デビッド・ボウイとのコラボ曲“Under Pressure”は、当然ながらフレディ一人が歌ったわけですが、これが実によかった😃

 

多分デビッド・ボウイ主導の曲(ボウイ的要素が強い曲)だと思うのですが、むしろフレディの声にマッチしていると、この時は思いましたw

(デビッド・ボウイもリスペクトしていますので誤解なきよう😅)

 

 

“Fat Bottomed Girls”はライブで盛り上がる曲ですね!

 

個人的には(アルバム“JAZZ”を聴いた時には)それほど好きな曲ではなかったのですが😅ライブを体験してからお気に入り曲になりましたw

 

そういえば、当時の自分の友人にはクイーンの理解者はほぼ皆無でしたがw ギターを習っていた奴が、「この曲のコード進行がユニークで、ブライアン・メイはセンスがある!」と褒めていたことがあります😃

 

ギターの先生の請売りかもしれませんがw

 

 

自分はこの時がライブ初体験の“Crazy Little Thing Called Love”は、ステージでも「新しい見せどころ・聴きどころ」があったこともあり、特に記憶が鮮明かもw

 

ビデオでは観ていたので、この時がまったくの初めてというわけではなかったと思いますが、フレディがアコギを弾きながら歌い、博士は黒のテレキャスターを弾いているのがインパクトありました!

 

曲の後半では、博士はハンドメイドギター「レッドスペシャル」に持ちかえて、縦横無尽に博士らしいソロを弾きまくりますが、その前のテレキャスによるソロと音色もフレーズも別人のように違って、そのコントラストがとても印象的でした!

 

アコギを弾き語りするフレディは、背筋がピンと伸びていて「姿勢がいいなぁ😲」と思ったことも記憶に残っていますw

 

あと、この曲に限りませんが、前回同様ツアースタッフのテキパキとした仕事ぶりも印象的でした!

 

たとえば、この曲で博士がギターを持ち替える時とか、ドリンクを交換する時などに、黒子のように目立たず見事なタイミングで仕事をする様がお見事でした!

 

 

“Bohemian Rhapsody”も79年と同様だったので省略w

 

ただ、テープを流す“オペラティックパート”では、前回同様の“ライティングショー”に加え、MVの映像を映し出していた記憶がありますね🤔

(79年も同じようにMVの映像を使っていたのかは覚えていないw)

 

“Death On Two Legs”は、“Bohemian Rhapsody”のイントロ的に“触り”だけ演奏したのだと思いますが、フレディのピアノが見事だった印象があります!

(この曲に限りませんが)

 

中学校で音楽を教えていた母親もスタジオ音源でのこの曲のイントロ(ピアノ)を聴いて、褒めていましたw

 

 

 

“Another One Bites The Dust”以降がアンコールで演奏されたのだったかな🤔

 

この曲は今回のQAL来日公演でも演奏されて、この曲でのアダム・ランバートの歌唱を絶賛するX投稿を幾つもみましたが、自分自身はまだまだフレディの方が上と思っています😅

 

それくらい、この曲でのフレディの歌声は凄まじい!

ジョン・ディーコンの曲ではありますが、歌メロの多く-特にフレディのハイトーンが炸裂する部分などは、フレディ主導ではないだろうか🤔



そして、“We Will Rock You”からの“We Are The Champions”で感動のフィナーレ😭

 

 

79年の来日公演でもアンコールで演奏された2曲ですが、小学生時代は“色モノバンド”的に思っていた自分が😅、中学生になってその音楽性の高さにノックアウトされるキッカケとなったアルバム“NEWS OF THE WORLD”の冒頭を飾る2曲なので、この時も感動がひとしおでした😆

 

最後には、いつものように博士のギターオーケストレーションによる“God Save The Queen”が流れて幕を閉じましたが、ひたすら感動した!

 

 

終演後はまっすぐ家に帰ったのだと思いますが、家に着くまで、ずーーーっとこの上ない満足感・充足感に包まれていましたね😌😭

 

前回79年も同様でしたが、コンサートが終わった後の満足感が、その後コンサートやライブを評価する時の基準になっていますw

 

QAL観にいっていたら、久々に100年満点の充足感を感じられたかな😖)

(そればっかり😅)

 

これにて、QAL行かなかった無念を封印したいと思いますw