今回も9月16日(土)札幌Sound Lab Moleで開催されたナデシコドール “無料”ワンマンライブの感想の続きで、13曲目以降の後半戦について書きます。

 

 

ここまでの各ゾーンについて簡単に振り返りますと、

 

1.名刺代わりのキラーチューン・ゾーン(月下、neo、花一匁)

2.しっとり&ダークゾーン(雨、Dead、ゆびきり)

3.暴れゾーン(疾風、音頭、拒絶)

4.変化球ゾーン(命、叫、ドリーミー)

 

ゾーン名は自分が勝手に命名w 曲目は思い切り省略していますので、詳しくは前の投稿をどうぞw

 

 

5番目のセクションは中盤のハイライトともいえる、時代ごとのメンバーの想いを綴ったようなメッセージ性のある曲を並べたセクションに思えました!

 

思うに、メンバーにとっても大事な曲だけに、早くから来て途中で帰ってしまう人にも、途中から来た人にも聴いて欲しい曲を固めたのでは🤔

 

 

13曲目 百花繚乱

現在は廃版となった1stミニアルバム「撫子道中」に初めて収録され、その後再録バージョンが(2019年リリース)フルアルバム「撫子的カラクリ論」に収録されています。



ふだんはライブ終盤のハイライト、あるいはいきなり1曲目で演奏されることが多いですが中盤で演奏されることは珍しいのでは😲

 

おそらく初めてナデシコドールを観た2014年5月の札幌DUCEや(初披露の「花一匁」も思い出深い)2015年4月の旭川CASINO DRIVEでも演奏されていたと思いますが、メンバーにとっても古くからのファンにとっても大事な曲の一つ。

 

「初披露時には多くの人に褒めてもらえた」と言っていたことがありましたが、“和”と“洋”のバランスが絶妙で、初期の曲に比べるとアレンジなどもグッと進化しているように思う!

 

今回のライブでもまったく古さを感じなかったですね👍



14曲目 歩ミノ結晶

 

結成10周年を迎えてこれまでの「歩ミ」を振り返りつつ、「次の一歩を踏み出す気愛をこめて」書かれたであろうナンバー(←自分の解釈・想像です😅)

 

 

2020年の年明けはこの曲を携えて全国10カ所無料ワンマンツアーをまわり、本来であればそこで弾みをつけてさらに道内外の活動を活発化させていたと思うのですが、コロ助のせいで(←ナデシコメンバーはコロナ禍をこう呼ぶw)一度は「歩ミ」をとめることに😔

 

いや、けっして歩ミを止めたわけではなく、コロナ禍で有観客ライブができなかった期間も新しい音源を制作し、毎回工夫を凝らした配信ライブも精力的に行い、しっかり歩き続けてきたおかげで、いままたこうしてワンマンライブを楽しめているので、この日も激しく首を振りつつも歌詞に聴き入っていました😌😭

 

まさに「すべては今日へ(ここへ)繋がる、歩ミの結晶」

 

このフレーズ聴いてウルっときたなぁ😭

 


15曲目 獅子奮迅

 

「三度目の正直」の動員目標達成を目指して臨んだ、2018年9月23日開催の巣鴨師子王ワンマンに向けてリリースされた「当時の(動員目標達成に向けた)熱い想いを綴った」ナンバー🦁🔥


 

 

5年越しのリベンジを期して臨む今回の札幌・東京ワンマンでも「テーマ曲」のように思えるエモいナンバーで、実際この1年間はライブでよく演奏されましたね!

 


この後は本編最後のMC

運命の動員発表の瞬間を迎えます。

 

思わず(おおよその来場者数を確認しようと)後ろをチラ見しようとすると、「振り返るなーー👿」とユズハさんに怒られたw

 

まるでギリシャ神話のオルペウスのようw

(死んだ奥さんを生き還らせてくれるよう冥界のハーデスに頼み込み、「後ろを振り返らない」ことを条件に奥さんを連れて冥界を抜け出ようとした人w)

 

この後、リエさんがステージ袖に来場者数が書かれたメモを取りに行く時「絶対、事前に見ないでよ! リエちゃん、すぐ顔に出るから」と言われていました🤣この日のユズハさんは怖かったなぁ😨😅

 

そして二人そろってメモをオープン!

 

その瞬間の二人は満面の笑みではなかったものの、続いて「へえ」、「ほほぅ」という「まんざらでもない」という感じの反応が😏

 

結果発表 ここまでの動員は115名!

 

目標の150名には届かなかったものの悪くはない数字😉

 

正直言うと札幌ワンマンの来場者数については、かなり悲観的に考えていました🤔

 

というのは、今年ナデシコドールがここSound Lab Moleでの対バンライブに出演した時は、いつも(平日開催とはいえ、メジャーのバンドが主催のライブでも)50名~せいぜい60名前後の動員だったので、“チケット代無料”であることを加味しても、せいぜい80~90名だと予想していて、ワンマン2日前に(リエさんが毎週木曜日に出演しているライブバー)JAPAROCKAでリエさんに聞かれた時もそう答えていました😓

 

でも、その予想を大きく超えて三桁の来場者があったことはとても嬉しい😃

 

この後(アンコール前までに?)さらに3名増えて最終的には118名🤩

 

これにより、目黒鹿鳴館の動員目標は(300-118で)182名となりました!

 

最近はRisky Melody、FullMooN、Empress、Siriusなど対バン相手のファンからも好反応を得ているので、むしろ東京ワンマンの方が動員を稼げるだろうとは思っていましたが、それでも182名はなかなか高いハードル😓

 

でも、けっして不可能な数字ではないので、俄然夢を見たくなってきた😆

 

まあ、182名入ると相当にパンパンで「拒絶Aging」やお祭りソングを踊れるギリギリの人数とは思いますが😅 “最高の景色”を二人(いや四人)に見せたいし、自分も見たい😆

 

途中まで見て帰る(他の会場にハシゴする😅)、あるいは途中から来るのでもよいので、9月23日(土)は一人でも多くの人に目黒鹿鳴館に来て欲しいですね🙏

 

ちなみに、札幌ワンマンでは後から来た人はいても、途中で帰った人はほとんどいなかったように思いますね。

(怒られるので、マメに確認していたわけではないですがw)

 

札幌ワンマン翌日にユズハさんが(東京ワンマンへの想いを)ポストしたメッセージがありますので、ぜひ読んでください。

 

 

「15分でも10分でも良いから(東京ワンマン観にきて)感じてみてほしい」と言っていますが、たまたまロングMC中とかダーク・しっとりゾーンだと、ナデシコドールの魅力をじゅうぶんに理解してもらえないと思うので、最低30分は観ていって欲しいですが😅

(まあ、MCだけでもダーク曲1曲だけでもインパクトはあると思いますけどねw)

 

 

動員発表だけでずいぶん文字数が長くなりましたが😅

ここでまた曲ごとの感想に戻りますw



16曲目 音鳴-onmei-

 

動員発表のあと、ついに新曲「音鳴-onmei-」がライブ初披露✨

 


 

2週間前の(毎週土曜日深夜にFM North Waveで放送中のヘヴィメタル番組)“METAL MASTER”で全世界初公開されましたが、DJのマスターが、「メタル好きに(こそ)聴いて欲しい曲🤘」と言っていたように、ヘヴィメタル度が高い曲でイントロを聴いただけで思わず顔がニヤケまくりでしたね🥰

 

イントロの(シンセに続く)ギターのテーマフレーズは(例えばジューダスプリーストのThe Hellionのようにw)思わずシンガロングしたくなる📣

 

当然ながらこの日も自分は歌いましたが(多分自分一人だけだったと思いますが😅)目黒鹿鳴館ではみなさん一緒にシンガロングしませんかw

 

“The Hellion”のように1曲として分けてもよいのではないかと思うくらいイントロが長めなのですがw 曲自体もとてもカッコよい!

 

リエさんと侍二人による激しい演奏と、ユズハさんの切ない歌声と歌メロの絡み合いが最高!

 

“METAL MASTER”でマスターが「ゆずぴーのボーカルが聞こえてくるまで、ふつうにカッコいいメタルじゃん、と思った😎」というのを聞いて、「ユズハさんディスってるんじゃねーよ😠」と少々ムッとしましたがw この(激しさと切なさ)のコントラストがよいのですよ👍

 

ちなみに、ボーカルレコーディングの約2週間前の東京遠征中、ユズハさんは喉を傷めてしまって、レコーディングまでに復活するか心配していたのですが😓放送で初めてこの曲を聴いた時はふだんと違和感ない印象でひとまず安心😌

 

でも、今回のライブでさらに力強い歌声を聴いて、もしかするとレコーディングではややセーブ気味だったのかも、とも思えた🤔

 

でも(音源では)切なさが感じられて結果オーライと思いましたけどねw

(あえて抑え気味に歌ったのではないかとw)

 

その曲調がリリース時(あるいは初めて聴いた時)の季節にマッチしていて、当時の記憶と深く結びつく思い出の曲というのがこれまでにもたくさんあり、自分の場合は特に秋に多いのですがw ユズハさんの切ない歌声と歌メロが印象的なこの曲も「秋に聴きたい名曲集」の仲間入り確定だな🥰

(そういえば当日は日本武道館でハロウィンのライブをやっていましたが、夏の終わりにリリースされて88年の秋にヘビロテしていた“Eagle Fly Free”もそんな一曲w)

 

歌詞については、今回の札幌・東京無料ワンマンライブを通じて「新たな出会いを得て、これまで応援してくれたファンとともに、次なるステージに挑みたい」というエモい内容に思えます。

東京ワンマンまでにはしっかり歌詞も読みこんで、サビの部分なども一緒に歌いたいと思いますね!

 

 

17曲目 限界ノ息

 

 

コロナ禍まっただ中の2020年9月23日(これまた“運命の日”)にMVが初公開された曲で、3rdミニアルバム「アゲハオト」に収録。

 

コロナ禍により、ライブ活動が閉ざされた“怒り”を籠めた激しいナンバーですが、いつか状況が好転するであろう将来への希望もこめられているように思え、「歩ミの結晶」同様、歌詞を噛みしめながら聴いていました😌

(この2曲だけではないですけどねw)

 


18曲目 いろはうた

2015年にリリースされたスラッシュメタルを思わせる、これまた「首が振らさる」激しいナンバー🔥

 

「月下絶麗」とともに本編ラストやアンコールで演奏されることが恐怖のナンバーでもありますが😅この日の本編ラストを飾るにふさわしかったですね😆

 

 

この後はアンコール

 

札幌ではおなじみの(まだ若いけど最古参クラスw)キジさんの“パフォーマンス“を号令に(キジさんとのコールアンドレスポンス的におおむね上手下手で分かれて)ナデシココール📣

 

ふだんは比較的すぐに再登場してくれることが多いけど今回はけっこう長い😲

 

スペシャルなワンマンなので勿体ぶっているのだろうかと思いましたがw 今回の新衣装から新Tシャツへの換装にけっこう時間がかかったらしい😅

 

 

新Tシャツはご覧のようにユズハさんはホワイトでリエさんはブラックをチョイス!

 

 

侍はかずあっきーがホワイト、むねっちがブラックで、実はかずあっきーもブラックを希望したそうですが、ホワイトがユズハさんだけになってしまうので却下されたそうw

(東京ワンマンではどうなるのだろう🤔😅)



19曲目 扉

 


どうもワンマンのアンコールで演奏されるバラード曲は、札幌が「扉」、東京が「~NADESHIKO~」が多いように思うけど、「扉」は札幌のナデシコボーイズが始めた「アゲハサイン」の作法が定着しているからかなw

 

自分はユズハさんが大嫌いな蛾に見えてしまうことを危惧してw 当初はふつうに手を左右に振っていたけど、最近は「空気を読んで」同調するようになりましたw

 

東京はやはり「~NADESHIKO~」だろうか🤔

 


20曲目 花明かり、煌々

 

この曲も本編ラストやアンコールで演奏されることが多いけど、レンジが広く、超絶ハイトーンがヤバいこの曲を最後までとっておくのがつくづくスゴい😲

 

 

この日のユズハさんも1曲目からアンコールまで最高でした👍😆



21曲目 かぞえうた

 

 

「花明かり」でフィナーレと思っていたので、もう1曲演奏してくれるとは思っておらず油断していましたが、やはりナデシコドールはこうでなくちゃ😆

(激しい曲でシメて欲しいという意味です)

 

 

これにて札幌ワンマン完結

 

 

最後に集合写真を撮影📷


 

うん、このくらいの動員、つまりキャパの1/3程度がちょうどよいだろうなw

「フロアが見える」こともなく適度に埋まっており、「拒絶Aging」などを踊れるだけのスペースもあるのでw

 

でも、繰り返しになりますがスゴい光景をメンバーにみせたいし、自分も見たいので、9月23日(土)は一人でも多くの方が目黒鹿鳴館に来場いただけるようお願いいたします🙇‍♂️

 

 

最後に、札幌ワンマン前に来場者に留意いただきたい点について、メンバーがポストしておりますので、ご一読いただければと思います。

 

 

東京ワンマン前にもあらためて同様のポストがあるかもしれませんが、基本的には札幌と同様だと思います。

 

・静止画撮影はOKだけど動画撮影はNG

・ステージに上がる(足をかける)ことはNG

 (当然ながらステージダイブもNG)

 

あと、ここには書かれていませんが、これまでナデシコドールは女性も楽しめる「安心・安全」なライブをつくりあげてきた歴史がありますので、暗黙的にモッシュなどをやる人はこれまでにいませんw

(「桜旋風」という曲でサークル組んでタオル回しながら走り回ることはありますがw 鹿鳴館がパンパンになった場合はムリと思うのでその場で腿上げになるだろうなw)

 

始末の悪い酔っ払いはメンバーも嫌いだしw 周りの迷惑になりますので、みんなで気をつけましょうw

(先日の路上ライブでそういう人がいたのですよ😠)

 

そのかわり、腕を振り上げヘドバンして、ユズハさんの号令で(「うぉい、うぉい」などと)声をはりあげることは大歓迎!

 

最後は少々説教っぽくなって恐縮ではありましたが😓

当日は最低限のルールを守りつつ、思い出に残る最高のライブをみんなで作り上げましょう!

 

以上です。