今回も先週末(12/17~19)上京した時の話です。
初日の12月17日(土)は、目黒鹿鳴館にコンチェルトムーンのライブを観に行ってきました。
当日も、絶賛応援中のナデシコドールが、上野音横丁でのFullMooN主催ライブ(ギターえれんさんの生誕祭)と吉祥寺クレッシェンドでの対バンライブに出演していたのですが(1日2ステージ!)、
自分にとっては今年最初で最後のコンチェルトムーンのライブであり、しかもリクエスト曲を中心とするスペシャルなワンマンライブだったもので、鹿鳴館の方に行かせてもらうことにしました😅
(ナデシコドールのメンバーにも断り済みw)
今回のライブは「Request of the Moon」と題し、
リクエスト上位10曲に、惜しくも選外となった曲でメンバーが個人的に思い入れのある曲など6曲を加えた選曲。
(アンコールを含めると17曲)
今回のリクエストで上位は速い曲が多くを占め😅、
これにメンバーが選んだ“お口直し的な曲”もありつつ、これまた速い曲も加わり😅
結果としてこれまでにないほど速い曲が多いセットリストとなり、過去最高レベルで消耗しましたね😱😅
でも、最高に楽しかったなあ😆
入場時にはTop10の曲名が書かれたクリスマスカードが配布されましたし、
終演後には、場内に当日のセットリストが掲載されたのですが、
今週末の12/24・25は、大阪・名古屋でも同じライブがあり、おそらくほぼ同じ選曲になると思うので(少なくともTop10は同じでしょうw)、今回は【ネタバレ】となる話は最小限にとどめますw
ここで(FullMooNやナデシコムーンは知っているけどw)コンチェルトムーンをよく知らない方のために、簡単に紹介させていただきます。
結成は1996年。
(前身のCrystal Clearが解散した95年になるのかな?)
オムニバスアルバムに参加後、翌1997年には1stフルアルバム“Fragments Of The Moon”をリリースし注目を集め、自分が応援し始めたのもこの時から。
(ちなみに、リリース25周年となる今年は、本作の完全再現ライブがあって観たかったけど、どうしても行けなかった😖)
翌1998年には2ndアルバム“From Father To Son”でメジャーデビュー!
その後、何度もメンバーチェンジを重ねながらも、来年(メジャー)デビュー25周年を迎えるベテランのヘヴィメタルバンドです!
自分も初めて聴いた時はそうでしたが、リーダーでギタリスト、そしてメインコンポーザーである島紀史氏の(ハーモニック・マイナー・スケール、スィープピッキングを多用する)ギタースタイルがイングヴェイ・マルムスティーン(以下、貴族様w)を連想させることから、貴族様フォロワー的なネオクラ系と思われることもあるようですが、ちょっと違うw
島氏は、もともとリッチー・ブラックモアやウリ・ロート信者とのことなので、コンチェルトムーンの音楽性も、貴族様フォロワーというよりは、ディープパープル、レインボーや、ウリ在籍時のスコーピオンズの流れを汲む抒情的HR/HMと思います!
(ヤングギターでの貴族様との直接対談企画で、貴族様本人も「キミの音楽には、オリジナリティがある」と明言していたとおりと思います!(つまり、「余の模倣ではない」と認定w))
1stアルバムのライナーを書いた、現Burrn!誌編集長の広瀬さんの言葉を借りるなら「日本人の心の琴線に触れる“泣き”系の優れたメロディを提供してくれる」😭ということではないですかね!
島氏のギタープレイも、贔屓目なしに世界トップクラスと思いますが(3rdアルバムでの広瀬氏の言葉を借りるなら)「テクニックではなくて、メロディを主張」するタイプなので、哀愁・泣きのメロディ、抒情的HR/HMが好きな方はぜひ一度聴いて欲しいと思います!
以下は当日の思い出ダイジェストw
この日は東京の友人達と、JR目黒駅で待ち合わせて会場へ。
川﨑在住時は、たいがい(南武線経由の)東急目黒線利用だったので、JRの改札から向かうのは新鮮w
(改札が道路の向かい側なだけで、ほとんど同じルートですがw)
友人とは16時半頃に合流しましたが、この日は昼ごはんを食べていなかったので、会場近くのファミマで、握り飯などを調達w
自分にとって、目黒鹿鳴館でライブを観る時のルーティンでしたが、久々なので(今年は初!)妙に嬉しいw
目黒鹿鳴館は(川崎から札幌に転居して以来)もう4年ぶりですが、数え切れないほど通った会場ということもあり、あまり久々という気はしないw
でも、同じ建物に入っていた叙々苑が退去したそうで、ちょっと寂しい😟
入場して、自分はやはり島紀史氏のギターを心ゆくまで堪能したい派なので(他のメンバーには恐縮ではありますが)、今回も(やや中央寄りながら)上手側の2列目を確保!
最前列は女性、それもみたところ自分のように20数年選手より、比較的若い女性が多かったですが、ボーカルの芳賀クンとかキーボードの三宅氏推しの方々なのかなw
(島氏含め、他のメンバーのファンかもしれませんが)
当日はソールドアウトではなかったようですが、かなりの盛況で80名以上は入っていたと思います。
(目黒鹿鳴館のキャパは約250名程ですが、現在も都の条例でキャパは通常の半分程度に抑えられているのでMAX125名程か)
このくらいの観客数がちょうどいいなあw
名阪ライブ前なので、今回はネタバレは極力避けたいと思いつつも、生来おしゃべりなもので、3曲だけコメントさせていただきます😅
まずは、Tpp10には入らなかったものの、投票者が多く、作者の島氏も嬉しかったというインストの名曲“Rain Forest”
99年発売の同名アルバム収録曲で、島氏が溺愛するレインボーの“Maybe Next Time” や“Anybody There”などを連想する、抒情的なインストナンバーです。
島氏本人も、(Top10含め速い曲に票が集まったことから)「インスト曲も速い曲が人気だろうと思っていたが(インスト曲では)この曲の人気が高かったことが(自分自身も好きな曲なので)嬉しかった!」と言っていましたが、自分自身も思い入れのある曲なので、今回久々にライブで聴けて嬉しかったですね🥰
本作収録の3rdアルバム“Rain Forest”は確か梅雨明け前後のリリースだったと思いますが、当時はよく富士五湖や芦ノ湖などに釣りに行っていたので、この日のライブでも、タイトルどおりの情景が瞼に浮かんできましたw
そして、同じく3rdアルバム“Rain Forest”収録のキラーチューン
“Time to Die”
大人気曲ゆえ、恐らく多くのファンがTop10入りすると思っていたと(勝手にw)思っていたのでバラしてしまいましたが😅今回久々にライブで聴くことができて感無量でした😭
自分自身は、芳賀クンが加入してからライブを観るのは、今回で5~7回目くらいかと思いますが、彼の歌うこの曲は案外と数えるほどだったかも。
加入当初の芳賀クンは(個人的に高評価していた前任の久世氏と比較して)線が細いイメージがありましたが、その後はハイトーンにますます磨きがかかった一方で、逞しさも増して、今回も好印象でしたね!
ただ、この曲に関しては、やはりアニキこと下山武徳さんが歌うDOUBLE DEALERバージョンが最高!
芳賀クンや、歴代のコンチェルトムーンボーカリストには申し訳ないけど、ボーカリストとしての資質・力量云々というより(Real Versonと謳っているとおりw)アニキの歌声が一番この曲にあっていると思える!
まさに、シン・Time To Dieですねw
鹿鳴館でこの曲を聴いて以降、何度もこの曲をアニキバージョンで聴きました!
(帰りの飛行機では2回聴いたw)
いつか、DOUBLE DEALERでも演奏して欲しいw
そして、最近のライブでも演奏されることが多い大人気曲のこの曲を予想していた人は多かったと思うので、バラしてしまいますが😅
From Father To Sonもランクイン!
本作リリース当初(1998年)からのファンの多くは知っていることと思いますが、
前年に亡くなった父親に捧げた曲であったことがMCで告げられ、
(本作が収録された2ndアルバムのタイトルでもあり、そのタイトルをイメージしたアルバムジャケットも泣ける)
島氏が強い影響を受けたギタリストで、本年9月に亡くなった「第二の父親とも言える大谷令文さんにも捧げる」と言って演奏されたこの曲を聴いて涙腺崩壊でしたね😭
個人ごとで恐縮ですが、2年前に他界した自分の母親が最初に入院したのが(本作リリースの)98年。
その後、少し復活したものの、料理など家事はできなくなり、母親の手料理を最後に食べたのはこの年の正月が最後だったなぁ、
とか、この曲を聴きながら思い返しました😌
(タイトル通り、7年前に他界した父親のことも思い返しましたがw)
名阪ライブ前でもあり、今回はこの程度に留めますがw
今回嬉しかったことは、島氏が投げたピックを前列の女性に譲っていただいたこと!
その前にピックを投げた際、ちょうどその女性と自分の中間あたりに落ちて、自分は拾わなかったのですがw
譲って貰ったと思っていただいたのでしょうか、その次にその女性がダイレクトにキャッチしたにも関わらず自分に譲ってくれて、心温まりましたねえ😭
ちなみに、譲っていただいたピック(中央)を見ると思っていたより薄くてビックリ!
貴族様の1.5mm(左 1.6mmだったかな?)をはじめ、ネオクラ系のギタリストは厚めのピックが多いイメージがありましたが、ナデシコドールのリエさんが使っている0.73mm(右)とほぼ同じ厚さ(薄さw)ではないだろうか😲
(このピックだからこそ、“Rain Forest”のような繊細な演奏ができるのかな、とも思いました)
なお、その女性含め最前列の女性陣は、比較的若い人が多かったと思いますが、初期の曲でも盛り上がっていたことが、これまた嬉しかったですね!
そうそう、ここまで書き忘れていましたが、
今回は(アンセムのワンマンに引き続き)声出しOKだったことが嬉しかったですね!
ついつい、1曲目から芳賀クンのハイトーンにあわせて、歌いまくってしまったため、4~5曲目ですでに喉がボロボロでしたねw
でも、久々にフロアの声援や、キメの唱和を聴いて、島氏はじめメンバーもとても嬉しそうだったことが印象的でした🥰
やっぱり、ライブはこうでなくては🔥😆
以上です。







