お風呂の中で読みかけの小説を潜水させ、仕方がないので残りは本屋で立ち読みした平尾由希です。
以前お風呂で滑った時に本を守ろうとしてあばらを強打したので
今回本をスパッと手放したのは正しい判断だったと思われますが本屋さんは迷惑よね
さて、今日は昨年の末に島根県邑南町で開かれた
過疎地域自立活性化優良事例表彰 総務大臣賞受賞記念シンポジウムのリポートです。
(優良事例表彰の詳細はこちらの記事から→★
★
)
島根県邑南町は中山間地域特有の現象でもある
少子高齢化、地域産業の低下に伴う雇用機会の減少などの課題を打破すべく打ち出した
「A級グルメ立町」と「日本一の子育て村構想」を核とした取り組みが高い評価を受け、
昨年に優良事例として総務大臣賞を受賞しました。
私はこの町に総務省の表彰委員として視察に伺ったご縁で、
食をテーマにした今回の受賞記念シンポジウムで「もてなす食」と題して講演をさせていただきました。
今日は邑南町でしか味わえない食や体験をA級グルメと位置づけ、
地域ブランドを作り上げて行こうという取り組みをご紹介したいと思います。
A級とはB級グルメに対しての高級の意ではなく、地域の食や農への誇りという理念を内包した町独自の表現。
邑南町はA級グルメ立町の取り組みの一つとして食や農業に携わる人材を育成し、
定住促進や雇用の確保につなげようと「耕すシェフ」の研修制度を創設しました。
耕すシェフたちの研修の場は「味蔵(ajikura)」
地域の食材を活かしたイタリアンレストランで、私はこの素敵なレストランに2度伺うことができました
味蔵では、町内で養殖されているチョウザメのキャビアやその身を燻製にしたカルパッチョ、石見牛や高原野菜など、
前菜からデザートまで地産地消にこだわった料理を楽しめます
といっても2回目に伺ったのが講演前だっため落ち着かなくてもっとゆっくりいただきたかったですけどね(笑)
素晴らしいのは、この耕すシェフやその指導をする方たちは邑南町に惚れ込んで
東京や大阪などからUIターンして実に地元に根ざした活動、生活をしていることです。
シンポジウムのパネルディスカッションでも一緒だった安達智子さん
は横浜から邑南町に移り住んで
「耕すシェフ」として調理だけにとどまらず、
A級グルメの担い手として邑南町の魅力のPRにおいても大活躍しています
若いのに本当にしっかりしていて会うたびに感服してしまう私。もっとゆっくりおしゃべりしたいな~
食を通じた地域おこしが全国各地で行われている中でも、
邑南町は独自の目線でユニークな取り組みを積極的に行っていて注目されています。
私が感激したのは、石橋町長や役場関係者のみなさんはもちろん、
愛する町の地域おこしに意欲的に関わりながら邑南町に住む人たちの溢れんばかりの郷土愛と人柄です。
食だけではなくそこに住むあたたかな人たちも邑南町でしか会えない宝で、
人も含めた町全体がA級なんだなぁと感じました。
皆さんもぜひ邑南町でしか味わえない食と体験をしに足を運んでみてください。
きっと忘れられない町になりますよ
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