【1年ドイツで過ごしてみて】学ぶべきはドイツ語?英語? | Frankfurt☆Blog

Frankfurt☆Blog

ドイツのグルメ・暮らし・旅を写真で綴っていきます


ドイツの公用語はドイツ語。

フランス語のような巻き舌やリエゾン(単語をつなげて発音する)もなく、比較的習得しやすいのかもしれませんが、それでも日本語にはない性の区別(女性名詞・男性名詞・中性名詞)や単語の長さ、独特の言い回しなど、完全な習得には根性が要ると聞きます。

駐在生活は長くても平均5年ほどの方が多いようですね。
ベルリン、フランクフルト、ミュンヘン、ハンブルク、、、名の知れた大都市に居住するのであれば英語を話す方も多く、ドイツ語は学ばなくとも日常生活をあまり支障なくこなせることでしょう。

しかし、いくら期間の限られた滞在であっても、日々の買い物、レストランでの注文、ご近所づきあい、国内の観光、公共交通機関やタクシーでの移動など、些細な瞬間に「あー、渡独前にドイツ語を勉強しておけばよかった」と思うことは少なくありません。

スムーズに現地で生活をスタートできるよう、以下の項目を学ぶ最低限の学習をお勧めします。

1.アルファベットの発音
ドイツ語といえばウムラウト。コツを覚えれば簡単(だそうです)。
インターネットの動画でネイティブの方の発音を確認できます。
お馴染みのEURO「ユーロ」もドイツ語だと「オイロ」になったり、英語とは結構違いますよ。

2.数字
自分の携帯番号を伝えたり、売店で金額を(なんとなく)聞き取ったり、肉屋で必要量をオーダーできるぐらいの数を覚えられればとりあえずは十分ではないでしょうか。

3.曜日や月
役所もレストランも営業時間がまちまちです。
ホームページに英語表記がないこともあるので読めるようにしておきましょう。

4.食材の名前
レストランでメニューを見る際に便利です。

5.基本的な挨拶
「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「さようなら」「ありがとう」「いいえ結構です」
お店に入るときも日本のように店員から声をかけられる前にこちらから「ハロー」もしくは「Guten Tag(こんにちは」と入っていくのがマナーです。
そのあとドイツ語が話せなくても快く対応してもらえるでしょう。
去り際は「Tchuss(チュース)」きちんとした店では「Auf Wiedersehen(アウフヴィーダーゼーエン)」を交わします。
スーパーのレジでもレストランでも毎度このやりとりがあります。

6.スモールトーク
スクールのイベントでクラスメートのママさんと同席したり、お隣の方とエレベーターで遭遇したり、初対面の方と少しお話しできるようになると良いですよね。簡単な自己紹介程度でも好感をもたれるのではないでしょうか。


※複雑な性の区別ですが、期間限定の滞在であれば覚えずとも支障ないでしょう。

以上、私見で申し上げる。「最低限覚えておくと便利なドイツ語」でした!