今回の渡独にあたっては事前にネットでの情報収集や、フランクフルトに滞在経験のある方からのアドバイスもいただき、準備を進めました。しかし、実際に生活してみて、意外と現地で入手できるもの、または、逆に現地にみあたらず一時帰国時に持ってきたものなどがありましたので、それらを踏まえて記しますね。
【家電】
炊飯器、レンジはドイツで買えないので必須です。変圧器も用意しておきましょう。
お料理好きな方はパン焼き器、蒸し器が重宝します。
日本の柔らかい食パンやメロンパン、お正月にはお餅を作ることもできます。
ホットプレートや簡易コンロもテーブルで調理ができて便利です。
寒い日々が多いので、鍋物や焼肉などが今まで以上に恋しくなるのでね。
【調味料、乾物】
アジア食材店がお近くにある地域、もしくは宅配してもらえる地域にお住いの方は、醤油、みりん、味噌、かつお節、胡麻などの基本的な調味料、乾物は入手できます。しかし、例えば五香粉や柚子胡椒、白味醂など、本格アジア料理に用いる調味料は持参するのが宜しいかと思います。また、アジア食材店で扱う乾燥椎茸や木耳などは中国産なので、日本産を好む方は持参しましょう。
【食器】
和食器特に角皿、お椀、箸は必須です。食洗機で洗えるタイプを選びましょう。
洋食器はドイツを含め欧州ブランドが割安で購入できますし、アンティークも魅力的です。
【洋服、靴、下着】
最初は自分の好みやサイズに合うものが見当たらない可能性があるため、着慣れたものを持参することをお勧めします。
ドイツ人は質実剛健な気質もあり、あまりトレンドを気にせずに、心地良さと天候とTPOに合った服装を好みます。
モード全開またはブランドで固めた服装で街を歩くととても目立ちます。
旅行者と見られてスリなどの犯罪に遭う可能性が高まるとも考えられます。気を付けましょう。
電車やバス、洗面所など、日本のように清潔ではありません。
また、路面も石畳が多く段差も多いため、繊細な生地や高くて細いヒール靴も特別な日に使うものがいくらかあれば十分です。
履きなれたフラットな靴を用意しておきましょう。
厳冬に耐えうるダウンコートは必須アイテムです。一着は汚れても良いダウンコートを用意しましょう。
クリスマスマーケットなど野外イベントへ出かけると自分では気づかないうちに痛みます。
【子供のおもちゃ、絵本】
日本語や日本文化を学ぶうえで、絵本や知育玩具は欠かせません。
ドイツでもデュッセルドルフなどで入手できますが、値段は3倍近くに跳ね上がります。
渡独前に用意しておくのが宜しいかと思います。
【化粧品】
欧州では拭き取り化粧水のあとにオイルで保湿するのが一般的。
日本で一般的な「マスカラまでよく落ちるメイク落とし」や「しっとりタイプの化粧水」「乳液」はほとんど見かけません。
硬水で乾燥することもあり、保湿を考えて慣れた化粧品を最初の頃は多めに持参することをお勧めします。
WELEDAやDr.Hauschukaを始め、日本でも人気のビオのブランドがスーパーなどでも入手できるので、慣れたらシフトするのも良いでしょう。
以上、まだまだ海外生活は浅いながらに独断と偏見で記録いたしました。
少しでもご参考になれば幸いです♡