ドイツでは空前のBIO(ビオ)ブーム。
生鮮食品から加工品まであらゆる食品において、生産過程でBIOと正式に認証されたものが、通常の食品よりやや高価で流通しています。
但し、最近の傾向として厳密に有機栽培とは言えないまがいものも中にはあるそうで、消費者のなかには厳格化してほしいという声も上がっているそうです。
今のところ、私の行きつけているBIOショップはAlNaturaとFREYA。
AlNaturaは生鮮食品、パン、チーズ、ワイン、乳製品、冷凍食品、菓子類、穀物、生活用品、化粧品までレパートリーが広く店舗も多いわりと大型のBIOスーパー。

FREYAはよりオーガニック志向で小さい店舗ながらベジタリアン、ヴィーガンにも重宝されている専門店。

前置きが長くなりました、本日嬉しい出来事がありましたので発表します!
なんとなんと、AlNaturaで、椎茸を発見!!!
しかも100g1.49ユーロのAktion Preisです。

そんなことが嬉しいの?
と思われるかもしれません。
私自身も日本食材が欧州でこんなに手に入りづらいものとはしりませんでした。
椎茸、蓮根、枝豆、牛蒡、里芋、魚を含む海産物全般、豆腐(大豆)、もやし、、、
調味料も醤油をはじめ日本酒、味醂、胡麻油、マヨネーズ、片栗粉、パン粉、、、
いずれも列挙するのに暇がありません。
もしくは売られていたとしても日本のものとは別物。
例えば南瓜など、ドイツのものは水っぽくて煮物にしてもまったく味が染みずに非常に悲しい思いをしました。
さて、すっかり嬉しくなったので、張り切って筑前煮を作りました。
昨日ご好意でアジアスーパーにご一緒させて頂いたのですが、そこで購入した蓮根や里芋もたっぷり入れて、昆布と鰹の合わせだしでじっくり煮込んで。
心も身体もあたたたまる故郷の味。
ごちそうさまでした。
