ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!! -4ページ目

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

 

「劇場版 ウマ娘 プリティーダービー
新時代の扉」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

フリースタイルレースの世界で活躍したジャングルポケットは、「トゥインクル・シリーズ」でのフジキセキの走りに衝撃を受け、最強を目指すべく公式レースの世界へと飛び込む。デビューを果たし栄誉あるクラシック三冠レースに挑む彼女の前に、アグネスタキオンやマンハッタンカフェら同世代のライバルたちが立ちはだかる。

というお話です。

 

 

自由気ままなフリースタイル・レースで、最強を目指して走り続けてきたウマ娘の少女ポッケことジャングルポケット。気まぐれに観戦した<トゥインクル・シリーズ>のレースで、フジキセキの走りに衝撃を受けたポッケは、自らも<トゥインクル・シリーズ>に挑むことを決意する。

ウマ娘たちの集う『トレセン学園』に入ったポッケは、フジキセキを育てたタナベトレーナーのもと、一生に一度しか挑戦を許されない『クラシック三冠レース』に挑む。そこに待ち受けていたのは、ポッケをもしのぐ実力をもつ同世代のライバルたちだった。



 

ひたむきな思いを胸に実直に努力を続ける、ダンツフレーム。自分にしか見えない『お友だち』を追いかけて走る、マンハッタンカフェ。そして、ウマ娘の可能性のその先を求めるマッドサイエンティスト、アグネスタキオン。
自らの誇りと、意地と、魂をかけて走るウマ娘たち。熱く激しいその戦いが、新たな時代の扉を開く。後は、映画を観てくださいね。

 

ゲーム「ウマ娘」の映画を観てきました。この前に1作特別編のような映画を上映していましたが、期間限定で私は観ることが出来ませんでした。この新作アニメは、ジャングルポケットが主役です。私もスマホで”ウマ娘”のゲームを楽しんでいた時期があるので、やっぱり気になって観に行きました。私はオグリキャップがお気に入りなんだけど、今回は出てこなかったなぁ。で、テイエムオペラオーとフジキセキは出てきたので嬉しかったです。

 

 

このジャンポケ、なんとなーく”あしたのジョー”的な感じなんですよ。フリーで戦っていたけど、プロになると言ってトゥインクルシリーズ(JRAみたいなもの。)に参戦するというお話でした。トゥインクルに参戦するために、ウマ娘の学校である「トレセン学園」(トレーニングセンターのこと)に入ってお勉強を始めます。

 

このジャンポケちゃんは、素直すぎる能天気ちゃんという感じかしら。ストレートにライバルに対して挑戦の言葉を叩きつけてくる子なんです。そしてジャンポケの最大のライバルはアグネスタキオンちゃん。このアグタキちゃんはマッドサイエンティストという設定らしいけど、まぁ、研究熱心な子というだけです。筋肉の動きや瞬発力の強さなどを計算して、より早く走れる研究をしていたようなんです。

 

 

この二人のほかに、マンハッタンカフェやダンツフレームも同期として出てきました。でも、メインはやっぱりジャンポケとアグタキかな。テイエムオペラオーもG1レースの覇者としてカッコよく出てきましたよ。テイエム、結構私のお気に入りなんですよねぇ。育てるの大変だけど…。

 

今回は、ジャンポケがG1レースで勝つために訓練を重ね、色々な経験をして育っていくというお話です。スポコンものの王道と言えばよいかしら。それが人間ではなくて、ウマ娘という特殊なキャラでやっているということです。

 

 

私、今は全く違和感はありませんが、ウマ娘を最初に見た時、牡馬の名前を可愛い女の子キャラが冠していることに違和感を覚えました。雌馬の名前を使うのならまだしも、牡馬を平然とウマ娘にしているから、その馬を実際に見て、馬券を買っていた私には簡単に受け入れられるものではありませんでした。私はちょうどこのアグタキやジャンポケが出てくる前くらいに、友人に競馬の事を教えて貰い、ネットで馬券が買えるというシステムが出来たことも受けて始めて見たんです。

 

ギャンブルなど初めての事だったし、競馬以外はパチンコも何もやらないので恐る恐るで、3点買いで100円づつとかで購入していました。そんななので、もちろんお金なんて増えていきませんし、当たった!と喜んでも何百円とかなんです。それでもとても楽しんでいました。

 

 

競馬馬は系統が重要で、父馬、母馬、祖父母馬が重要になるようなんです。競馬馬としては寿命は短いけど、種牡馬となってからが稼ぎ時と聞いたことがあります。なので年表とかを見て何代前の馬までチェックをして、そして競馬新聞などに書いてある、体調や体重、前走までの成績や距離などなど、沢山の要素を検討して馬券を買うんです。ギャンブルってこんなに頭を使うの?と初めて知りました。

 

ギャンブルをやる人は危ない人というような偏見が私にはあって、自分で経験して初めてその面白さに気が付きました。ハマる人の気持ちも解りましたし、やっぱりギャンブルは危ないなという気持ちも改めて生まれました。こんなのハマったら自分の生活資金もつぎ込んじゃう人もいるよね。

 

 

話をウマ娘に戻します。そんなプロの世界に飛び込んだジャンポケちゃん、頑張って初レースに挑むのですが、そこでアグタキちゃんに負けるんです。ここで凄い闘志を燃やしたジャンポケちゃんは、訓練に訓練を重ね強くなっていきます。

 

一方、アグタキちゃんですが、このアニメ、よく出来ているなぁと思ったのが、実際の競馬馬の運命を大体そのまま継承しているんです。本物のアグタキは凄く強い馬だったんだけど、勝って勝ってあっという間に足を怪我して引退してしまいます。このウマ娘のアグタキちゃんも、ちょっとその話を継承していました。ま、映画では元気に頑張ってましたけどね。

 

 

ジャンポケちゃんはアグタキちゃんに負けて、また勝負をしようというのですが、足を痛めたアグタキちゃんはレースへの情熱を失くし研究に没頭してしまうんです。でもジャンポケちゃんの強い気持ちと走りを見て、また考え直し、ウマ娘の友情は続いていくというものでした。あー、ごめんなさい、これネタバレじゃん。

 

いやでも感動しました。ウマ娘たちが結構熱いんですよ。特にジャンポケちゃんが熱くて、その上テイエムオペラオーが熱っ苦しくて、いい味出しているんです。実際の馬の性格にも似させてるような気がしました。単純なスポコンもののストーリーなのに、映像も良いし、声も良かったので、つい泣けてきてしまいました。まさかウマ娘で泣けるとは。(笑)

 

 

私はこの映画、お薦めしたいと思います。私としては超!を付けたいところですが、これゲームもやってなくて競馬も知らないと面白さが解らないと思うんです。まぁ、そういう方は観に行かないのかな。知っている私には凄く響く部分がありましたけど、一般の方にはどうなのかなという感じでした。でもウマ娘たちが可愛いので、ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」