「ブリット=マリーの幸せなひとりだち」年齢は関係無く新しい道は開けます。気持ち次第ですね。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ブリット=マリーの幸せなひとりだち」を観てきました。

 

ストーリーは、

結婚して40年になる専業主婦ブリット=マリーは、仕事で忙しい夫のために毎日食事を作り、家の中を奇麗に整えておくことが自分の役割だと信じ続けてきた。そんなある日、ひょんなことから夫の長年の愛人の存在を知った彼女は、これまでの生活を変えるべくスーツケースひとつで家を出る。働いた経験などほとんどない63歳の彼女にまともな職は見つからず、ようやくありついたのは、小さな田舎町ボリのユースセンターの管理人兼、地域の子どもたちのサッカーチームのコーチという仕事だった。

というお話です。

 

 

ブリット=マリーはスウェーデンに住む専業主婦。結婚して40年、仕事で多忙な夫のために毎日食事を作り、家の中を綺麗に整えておくことが自分の役割だと信じて疑わなかった。しかしある日、彼女に人生の転機が訪れる。夫が出張先で倒れたという知らせを受け病院へ駆けつけると、付き添いには夫の長年の愛人がいた。

ブリット=マリーはこれまでの生活を変えようと、スーツケースひとつで家を出る。しかしほとんど働いた経験もない63歳にまともな職はなく、職業安定所でようやく見つけた仕事は、都会から離れた小さな村ボリのユースセンターの管理人兼、 地域の子供たちの弱小サッカーチームのコーチだった。



 

持ち前の家事能力で荒れ放題だったセンターを綺麗にしたものの、子供もおらずサッカーも知らない彼女は、ボリのやんちゃ盛りなチーム員たちにナメられっぱなし。それでも、優しい地元の警察官やピザ屋の店長に助けられながら、徐々に新天地になじんでいく。そして、笑顔を取り戻していくとともに、密かに抱いていたパリへの憧れも少しずつ思い出すのだった。

 

ブリット=マリーには姉がいたのだが、子供の頃に事故で亡くなってしまっていた。姉と仲の良かったブリット=マリーは、2人でパリに行って楽しもうと計画をしていたのだが、それは夢に終わってしまったのだった。懐かしい姉を思い出し、あの頃は笑っていたと思い出すマリー。



 

そんな最中、自治体の都合でユースセンターの取り壊し、そして子供たちが真剣に取り組むサッカーチームも解散の危機に追い込まれる。おまけに「家に戻って欲しい」と迎えに来た夫の出現で、次なる選択を迫られるブリット=マリー。「夫のために生きる安泰な人生」と「自分のための波乱万丈な人生」、どちらに彼女の幸せはあるのか?(公式HP

より)後は、映画を観てくださいね。

 

ブリット=マリーは40年間、夫の為に堅実な主婦として生きてきたのですが、実は夫に愛人がいる事も薄々感じていたんです。でも、それを突然に突きつけられたもんですから、我慢が出来ず、勢いで家を飛び出すんです。63歳にして、突然に仕事を探して働こうというのですから、まぁ、難しいですよね。只でさえ仕事が無い時代に、これまで一度も働いたことが無い63歳の女性を雇おうというところは、簡単には無いです。きっと、家政婦とかだったらあったんだろうけどね。

 

 

職安でパラパラと仕事を探していたら、小さな村のユースセンターの管理人兼サッカーチームのコーチというのがあって、それを引き受けるんです。確かに、お掃除とかは得意だけど、サッカーのコーチはサッカーのルールも知らないので無理だけど、でも、無理やりにやっちゃうんです。ちょっと強引なんだけど、仕事が無いんだからしょうがない。どこかで仕事を探して、住むところも探さなくちゃいけないからね。

 

そして63歳のおばあちゃんの初めての”おつかい”じゃなくて、”お仕事”が始まります。家事は得意だけど、それ以外の社会の事をあまり知らないから、結構、ドン臭くて笑ってしまいました。でも、無垢な子供相手に、必死でサッカーの勉強をしながら教える姿は、素敵だなぁと思いました。

 

 

こういうのって、年齢は関係無いですよね。やるんだって思って、必死で勉強して人に教えていると、段々と気持ちも若くなっていくし、自分に自信が出てくるから、見た目も素敵になって行くんです。これ、凄く解るなぁと思いました。気の持ちようで、人間って変わるんです。映画の最初、主婦として全く笑わないブリット=マリーが出てきた時は、本当におばあちゃんだって思ったけど、子供相手に頑張っていたら、結構、若く見えてくるんです。

 

 

見た目が若くなって来れば、気持ちも若くなってきて、新しい恋愛だって生まれてきます。女は付いてくるもんだみたいな夫とは別れて、自分の好きな人と一緒にいることにすればいいんですよ。もう時代が違うんだから、男性に従う女性なんてやっている場合じゃないんです。自分の足で立ち上がり、歩いて行けばよいんですよ。それは、どんな年齢になっても出来ます。そんな希望をくれる映画でした。

 

ちなみに、この主演女優のペルニラ・アウグストさんは、スターウォーズでアナキンの母親シミ・スカイウォーカーを演じた方です。面影がありますよ。今はスウェーデンの国民的女優さんです。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。とても良い映画で、感動するのですが、ちょっと途中でモタモタする部分があり、そこら辺で少しウトウトしちゃうかなぁ。でも、面白い映画だし、頑張ろうっていう気持ちにさせてくれるので、楽しくなりますよ。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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