「ブラッドショット」ヴィン・ディーゼルのヒーローものは自粛明けに最高スッキリする映画です。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ブラッドショット」を観てきました。2ヶ月ぶりの映画館、ちょっと感動でしたが、やっぱり怖いです。恐る恐る映画館に入り、抗菌シートで手摺と座面だけは拭いてから座りました。もちろん、映画館でやってくださっているとは思うのですが、心配になっちゃって・・・。

 

年配の方は、まだ危ないんじゃないかなと思いました。人と人が交差する場所が何か所かはあるので、映画館の中は完璧にしてあったとしても、ちょっとねぇ。映画館の中で飲食しているのも怖いと思いました。ポップコーンを、一応、カップごとビニールに入れてくれているけど、素手で食べるんですよ。いくら入る時に消毒をしているとはいえ、素手でそのままって・・・。やっぱり怖いです。と、不安になった私でしたが、映画は最高でした。

 

 

ストーリーは、

アメリカ海兵隊員のレイ・ギャリソンは、何者かの襲撃を受けて妻ジーナとともに拉致され、首謀者マーティン・アレックスの手によって妻を殺されてしまう。自身も撃たれて生死の境をさまよったレイだったが、とある組織のナノテクノロジーによって蘇生に成功。体中の血液が生物工学ロボット「ナナイト」に置き換わり、圧倒的なパワーと回復能力を持った超人へと生まれ変わる。やがて愛する妻を殺したマーティンを見つけ出し、復讐を果たすが・・・。

というお話です。

 

 

アメリカ海兵隊員のレイ・ギャリソンは、ある作戦で人質奪還を成功させる。アメリカに帰り、妻とくつろいでいたところを襲撃され、妻と共に拉致され、尋問された挙句に妻を殺され、自分も撃たれてしまう。

 

レイは気が付くとベッドの上にいた。記憶が全くない事に気づくと、ハーディングという男が現れ、レイが一度亡くなって、軍から払い下げられてここに運ばれ、再生したという事を聞く。最新のナノテクノロジーを使い、身体中の血液を生物工学ロボット”ナナイト”に置き換え、怪我をしても直ぐに肉体を修復するように作り替えられていた。

 

 

身体を慣らしていると、段々とフラッシュバックのように過去が蘇り、自分の妻が殺され、自分も撃たれたことを思い出し、その犯人に復讐したいという気持ちが沸きあがり、レイは単独行動を始め、犯人の男に復讐をする為に動き出す。最新テクノロジーで作り替えられたレイは、自らの身体でネットワークにもアクセス出来、犯人のデータ追跡を進めた、クアラルンプールに居た犯人を探し出し、彼とその側近を全て殺してしまう。

 

復讐を終わらせたレイだが、身体はボロボロになり研究所でメンテナンス作業に入ると、同僚のジミーが”また同じことの繰り返し”という謎の言葉をレイに言い、何故かレイは、またも全ての記憶を失ってしまう。そして目を覚ますと、また妻を思い出し・・・。同僚のKTは、こんな事を続けるのは間違っているとハーディングに訴えるが、KTもハーディングに治療をされた人間で、逆らえば命を止められてしまう。目覚めたレイは、再度、過去を思い出すが、今度は復讐の相手の顔が違う。それでも気が付かないレイは復讐に向かうが、どこかおかしいことに気が付き始め、裏に大きな陰謀があることを知っていくのだが・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

この映画、ほとんど話題に上がって無かったけど、面白いです。もっと宣伝すれば良かったのに。勿体ないと思いました。ヴィン・ディーゼルの新作で、ヒーローものです。

 

ナノテクノロジーで身体を治すっていうストーリー、前にも観たような覚えがあるけど、でも、今回はよく出来ていました。それにストーリーも起承転結がしっかりしていて、気持ちよく観れる映画です。これ、続編作れば良いのになぁ。だって、まだレイの本当の過去も解っていないし、天才工学博士が仲間に入ったから、もっと技術が進歩して行くと思うのよねぇ。相棒の女性もいるし、ストーリー的には、ちょっと漫画の「コブラ」っぽい感じかな。これは宇宙じゃなくて、地球上のお話ですけどね。

 

 

ここ最近、こんな風に、ただヒーローが活躍する映画って無かった気がするんです。もちろん、色々な事を訴える映画も良いけど、たまには、頭を使わないで、バンバン戦って、相手を倒して、やったどー!勝ったどー!って気持ち良く終わってくれる作品も欲しいんです。この映画は、映画の偉い人からみれば、お遊び映画かもしれないけど、本当の娯楽映画としては良いと思うな。特に、今、家の中でずーっと静かにしていたんだから、映画くらい、気持ち良く戦って殺しちゃって欲しいのよねぇ。

 

なので、私は、凄くこの映画、楽しかったです。ヴィン・ディーゼルが超人になって、気持ちいいくらい強くて、コンクリートの柱を手で壊してみたり、そんなのが嬉しかったなぁ。でもね、もちろんナノマシンで身体が再生するので、顔をショットガンで撃たれたりすると、半分吹き飛んだりするんですよ。イメージとしては、あのターミネーター2のT-1000みたいに、ぐちゃってなっても、再生するんです。面白いでしょ。

 

 

レイの相棒となるKTという女性も、超強いのよ。彼女は、肺がダメになって、人工的に肺を再生して、ナノテクで少し超人化しているみたいでした。これ観ていて、もし肺をナノテクで再生出来るなら、コロナウィルスなんて全然怖くないよね。肺炎になったら、肺を取り換えちゃえばいいんですもん。ああー、この最新技術を早く作ってくれないかなぁ。

 

そうそう、悪の研究所所長をガイ・ピアース演じていました。レイと同じように、身体の悪い部分を改造されている仲間?をサム・ヒューアンが演じていて、カッコいいです。出演者も良い人を集めていると思いました。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。コロナ明け(明けてないけど)の映画としては、色々考えさせられる作品ではなく、カッコいいヒーローが、悪い奴をバンバン倒して、スッキリする映画が一番だと思います。頭を使わないで良いので気持ち良いですよぉ。もちろん、ちょっと辻褄合わないとか、あれ?っていう部分があるとは思いますが、そんな事は忘れちゃって楽しんで欲しいです。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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