「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」のFan's Voice独占オンライン試写会に参加しました。(@fansvoicejp)コロナ自粛が解除された後にヒヤッとするホラー映画が公開されます。いかがですか?
ストーリーは、
そろそろ夏も近づいてきたので、お待ちかねのホラー映画です。お化け屋敷モノって、昔からあるけど、今回はちょっと違いますよ。子供の頃からDVを経験し、大学生になってもDVをする彼から離れられないという、典型的なDV被害者の女性が、このお化け屋敷を経験することによって、自分の意志で反撃を始めるという事に目覚める作品です。
お化け屋敷といいながら、よくある只の惨殺の館なんだけどね。どうも殺人鬼がお化け屋敷で若者を殺すために作ったらしいのですが、リーダーがいて作ったようではなく、何人もの殺人鬼がそれぞれに好き勝手につくったようで、一貫性はありませんでした。バラバラしていて、結構ちゃちな作りではあったんだけど、鍵をからくりにしたり、時々、凝っている場所もありました。その場所を作る人によって、違ったのかしら。
でね、2人男で4人女でしょ。ホラーの王道どおり、女が一人消え、男が一人消え、惨殺されていくんです。結構、グロい場面もありました。一瞬、目を背けるような部分もあったかな。家で一人で観ていると、やっぱり怖い!って思う場面もありました。やっぱりホラー映画は映画館の大画面で驚きながら観て、周りに人がいることを確認出来る方がいいなぁ。いつも怖くて驚くけど、周りの人がいることで安心するんだもの。だって、一人だと襲われちゃいそうでしょ。
そうそう、今回はDV被害者女性の心理も描いています。子供の頃から母親が父親にDVを受けるのを見ていて、暴力を受けても我慢するのが当たり前になっていたハーパーは、大人になって、彼氏からDVを受けても、それに耐えるのが普通になっていて、友達に反対されても「彼は良い人なの。」と言って別れられないんです。
マジでDV男ってムカ付きますよね。いつも暴力を奮いながらも後でごめんねって優しくするから、こういう被害者が出てしまうんですよ。1回でも殴ったら、それ傷害ですからね。殴られたら殴り返せって、今は言っちゃいけないらしいけど、私は殴られたら殴り返すべきだと思います。もし出来ないようなら、自分の腕に痣でも作って、病院でDVを受けていると訴えて、診断書を貰ってください。それで勝てます。あ、ごめんなさい。今、DVをするのは男とは限らないんですね。女が男に暴力を奮う事もあるようなので、その場合は逆にやってください。女に男が手を上げるなんてと思うかもしれませんが、暴力を受けて我慢している必要はありません。男でも女でも、訴えるべきです。戦うべきです。
と、熱く語ってしまいましたが、ちょっとそんな事を考えてしまうような映画でした。ハーパーは、ちゃんとDV被害者としての自分を変えていけたと思います。最後まで観ると、ハーパーの実家がどうなって、両親がどうなったのかも、理解出来ると思います。直接描いている訳ではないので、映像を観て、想像してくださいね。
私はこの映画、お薦めしたいと思います。夏に嬉しいホラー映画で、楽しいのですが、ちょっとグロい部分もあるので、万人にお薦め出来ないかなぁと思って、超!を付けませんでしたが、私は、気に入りました。公開はいつなのかしら。もうすぐだと思うのですが、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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