「映画ドラえもん のび太の宝島」親子愛が描かれていて感動でした。鼻からカルボナーラって･･･。

「映画ドラえもん　のび太の宝島」を観てきました。

ストーリーは、

ドラえもんのひみつ道具「宝探し地図」を使って宝島を探していたのび太は、太平洋上に新しく出現した島を発見。ノビタオーラ号と名付けた船で島に向かうが、その途中で海賊に襲われ、しずかがさらわれてしまう。海賊に逃げられた後、宝島の秘密を知る少年フロックとオウム型ロボットのクイズと出会ったのび太たちは、しずかを助けるために宝島を目指すが・・・。

というお話です。

友達たちと遊んでいたのび太は、「宝島」という本の話題で、宝島は絶対にあると言ってしまい、”無かったらカルボナーラを鼻から食べる”と約束してしまいます。家に飛んで帰り、ドラえもんに相談をすると、今の時代、謎の宝島なんて存在する訳が無いと言われ、のび太は泣きながら”カルボナーラを鼻から食べる練習をする”と言って部屋を出て行こうとすると、仕方ないと言って、またドラえもんがポケットから何かを出します。それは宝島を探す地図。なんだ、やっぱりあるんじゃんと言って、大喜びで宝島を探し始めると、ある場所に宝島の印が現れます。

海に乗り出す為の船を作り、しずかちゃんやスネ夫、ジャイアンを連れて、海へ旅立ちます。ノビタオーラ号という名前を付けた船で、順調に島へ向かいますが、途中で海賊に襲われて、攻撃を受けてしまいます。その時、海賊の一人がしずかちゃんに向かって”セーラ、なんでこんなところに居るんだい。”と言って、しずかちゃんを連れ去ってしまいます。

しずかちゃんを連れ去られてしまったのび太たちは、直ぐに連れ戻さなくちゃと言って、海賊を追い始めるのですが、その行く手に少年が漂っているのを発見します。少年の名前はフロック。オウム型ロボットのクイズを連れて、どこかから逃れてきたようでした。海賊の事を聞くと彼らは宝島に居るらしく、しずかちゃんの奪還に協力して貰う事にします。

宝島に近づき、潜入しようとしますが、海賊たちに阻まれてしまいます。スネ夫とジャイアンの決死の攻撃によって、のび太とフロックが島に辿り着き、入ろうとしますが、バリアーが張ってあって入れません。しかしフロックがメカニック技術を使い、バリアに穴を空けて、何とか中へ侵入します。そしてしずかちゃんを見つけますが・・・。後は、映画を観て下さいね。

今回は、あのロバート・ルイス・スティーヴンソンの「宝島」がモチーフとなっていました。とは言っても、宝島のお話とは全然違いましたけどね。でも、宝島を目指して旅をして、海賊と戦ったり、ジョン・シルバーという、敵のボスと戦ったりするので、そこら辺は一緒かな。でもね、このジョン・シルバーとフロック、セーラには、悲しい出来事があって、戦いたくないけど、戦う事になっちゃうんです。結構、深いお話になっていました。予告でも、ある程度はネタバレされているでしょ。

このジョン・シルバーが、何故この場所に現れて、何故、地球を壊さなくちゃいけないのかというのが、謎になってくるのですが、そこには大きな愛が隠されているんですよ。もう、やっぱり、ドラえもん映画は深いなぁ。ついつい、大人の私も涙ぐんでしまいそうになっちゃうんですよね。これ、子供には理解出来ていないんじゃないかなぁ。一緒に観る大人に向けて作っているとしか思えないんだけどね。もう、子供への愛がいっぱい詰まっていて、本当に感動しちゃうんです。

そうそう、今回は、船で移動をするんだけど、ドラえもんの小っちゃい奴が何匹が出てきて、船の操作をしてくれるんです。もう、その小っちゃいのが可愛いのよ。私も、何匹か欲しいなぁ。色が７種類くらいあったかしら。それも縞模様なのよ。マジで愛らしくて、欲しくなりました。これ、ぬいぐるみで出ているのかしら。欲しいなぁ・・・。

宝島と言ったら、その昔、アニメでやっていて、作画を杉野昭夫さんがやっていらして、キャラがとってもカッコ良かったんです。音楽も良くて、名作でした。そのジョン・シルバーが超カッコ良くて、子供ながら理想の男性はジョン・シルバーだと思ったもんです。主題歌は、今も涙が出てくるほど良い歌詞で、なんでリメイクしないんだろうと思うくらいです。昔は、本当に良いアニメが作られていたんだけど、今は子供に媚びるようなアニメばかりで悲しいです。もっと名作を子供に提供して欲しいなぁ。

シルバー役を大泉さん、フィオナ役を長澤まさみさんが声を当てていました。どちらも上手かったです。その役になってました。子供を思う親の気持ちを、演じてくれていました。良かったです。

今回、のび太や仲間たちが活躍する場面は、それ程多くなかったと思います。フロックの思い出話の部分が多くて、ちょっと寂しかったかな。でも、面白かったんですけどね。

私は、この映画、お薦めしたいと思います。やっぱり、春はドラえもんでしょ。子供と一緒に大人も楽しめる内容の映画なので、家族で観に行って欲しいな。もちろん、恋人同士でも、友達とでも、一人でも、楽しめると思いますよ。結構、デートにドラえもんもイイんじゃないかな。男性方、ドラえもんで感動している女の子なら、良い子だと思いますよ。冷めて詰まらなそうにしていたら、ちょっと辞めた方が良いかも。気持ちよりお金が好きな女性かも知れません。（笑）星野源さんの主題歌で、今年は今まで以上に盛り上がるドラえもんでした。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。

・映画ドラえもん　のび太の宝島|映画情報のぴあ映画生活

ドラえもん 添い寝枕 1030632001400 3,780円 Amazon

映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険 [DVD] 3,200円 Amazon

つまんでつんでバランスゲーム ドラえもんだらけ 1,209円 Amazon