「ザ・タンク」火星探査に行く前の訓練でこんな事やってたら未来は無いねぇ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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”未体験ゾーンの映画たち2018”の「ザ・タンク」を観てきました。

 

ストーリーは、

2012年、航空宇宙局(NASA)は、高度に訓練された6人の宇宙飛行士(地質学者:ジュリア・マイヤーズ、社会学&人類学者:トム・ジェイソン、元空軍パイロット:ウィル・サックス、臨床医:ルーク・ミレンズ、医学博士:ネリー・ルーガン、元海兵隊員:デーン・ハンカード)を、南極の密閉された“ICE-SAT5”というタンク施設に入れ、アメリカ史上、最も過酷な宇宙ミッションに向かわせるための模擬訓練を行う。訓練期間は471日間。6人きりで任務遂行のためのテストを続けていくうち、彼らは現実と訓練の境界線が見えなくなってくる。そしてタンクは悪夢の空間となり、恐怖は極限の寒さよりも命取りとなる結果を生むのだった…!

というお話です。

 

 

2012年、NASAは、高度の訓練された6人の宇宙飛行士を火星探査の模擬訓練だと称し、南極の密閉された「ICE-SAT5」という細長いタンクを繋げたような施設に入れて、1年と3ヶ月半ほど生活をして貰うことにする。大々的にマスコミに向けて発表し、6人は、南極の訓練施設へ向かう。

 

訓練施設に入り、いくつかの擬似宇宙体験をしながら、任務の為の訓練を進めていく。たった6人だけの生活であり、外と隔離されているため、段々と、自分たちが行っている出来事が現実の様に感じてきて、現実と虚偽の違いが分からなくなってくる。

 

 

そして、気が付かない内におかしくなっていたクルーが、手製の銃を組み立てており・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

訓練をしていて、現実と解らなくなってしまうというシチュエーションって、結構、あるので、これもそれ程、惹かれる作品ではありませんでした。まぁ、解らなくなるわなぁって感じです。でもね、ちょっとおかしいのが、確かに、少しづつはおかしくなっていたんだと思うのですが、あと何日ってところに来て、いきなり、誰もがおかしくなって行くんです。普通なら、人それぞれの考え方や精神力の差があるのだから、おかしくなる時期はバラバラだと思うのですが、突然なんですよ。それも一気に来るの。

 

 

何だか、電化製品が、テレビも冷蔵庫も洗濯機も、順番に一気に壊れて行くのと同じ感じなんです。そりゃ、そうですよね。同じ時期に購入しているんだから。でもね、そこは電化製品じゃなくて人間なんだから、賞味期限的におかしくなるのって、変でしょ。うーん、笑ってしまいました。

 

だから、おかしくなるまでの宇宙ステーション模擬というか、訓練が長いので、詰まらなくて、眠くて、観ているのが辛かったです。最初は、面白そうと思って観ていたのですが、段々、辛くなってきちゃった。で、もう、寝落ちしちゃうよぉ~って感じの時に、ドドッと怖い事が起きていくから、何とか最後まで観れたんです。

 

 

それにしても、人間って、どこに行っても、ヤリたい事って同じなんですねぇ。どこでもそれかいって感じの事ばかりで、折角宇宙飛行士になって、訓練しているんだから、他にやる事があるだろって思ったのは私だけなんだろうか。

 

でね、最初の場面で、何故か「火星に行くってのは嘘なんだろ。」っていうセリフがあって、それが最後の方のネックになるのかと思ったんだけど、なんか、何でも無かったです。最後、忘れ去られていたみたい。困っちゃうなぁ。

 

 

申し訳ありませんが、私は、この映画、あんまりお薦めは出来ません。だって、詰まんなかったんだもん。ドキドキするところがあるかなぁと思ったんだけど、結局、来なかったなぁ。最初は、思わせぶりで、きっと最後には、ここで言っている事の意味が解るんだろうなぁと思って観ていたのですが、まぁ、解ったけど、別に、ふーんって感じでした。とりあえず、未体験ゾーンの映画たちは、この時しか観られないので、もし、お時間があったら、観てみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

 

未体験ゾーンの映画たち

https://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2018