「アナベル 死霊人形の誕生」だから～何度も言うけど、悪魔と仲良くしちゃダメだって～！

「アナベル　死霊人形の誕生」の試写会に行ってきました。「Fan's Voice」さんのご招待でした。ぜひ、Twitterを覗いてみて下さい。

ストーリーは、

12年前に幼い娘を亡くした人形師とその妻が暮らす館に、閉鎖された孤児院から6人の少女とシスターがやって来る。新生活に期待を膨らませる少女たちだったが、館内には不気味な雰囲気が漂っており、不可解な現象が次々と彼女たちを襲いはじめる。脚の不自由な少女ジャニスは、ある晩、いつもは鍵がかかっているドアが開いていることに気づく。その中にいたのは、館の主である人形師がつくった人形アナベルだった。呪いの封印を解かれたアナベルは、おびえる少女たちを執拗に追い詰めていく。

というお話です。

ある田舎の町に住む人形師の一家。可愛い娘が居て、とても可愛がっていました。ある日、教会へ行った帰り道、車が故障してしまい、父親が修理をしています。そこへ通りかかった車の前に娘が飛び出してしまいます。一瞬で亡くなってしまった娘・アナベル。

それから１２年が経ち、人形師の家に孤児の少女６人とシスターがやってきます。夫婦二人の家はとても広いので、娘が亡くなって１２年、そろそろ人生をやり直そうと思い、孤児たちに家を解放することにしたのでした。

孤児たちは、新しい生活に大喜びで、新しい家を散策します。２階の１部屋には入らないで欲しいと言われ、それ以外は何をしても良いので、部屋割りをし、新しい生活が始まります。ジャニスは、一人だけ脚が悪く、どうしても他の５人について行けず、ちょっと寂しい思いをしています。一人、部屋に残っていると、どこからか音がして、小さなメモがある事に気が付きます。そのメモに従って行くと、開かずの間の前に辿り着きます。そして、ノブに手を掛けると、何故かドアが開いていて・・・。

開かずの間に入ってから、ジャニスは何かに怯えるようになります。そんなジャニスを見てリンダは心配するのですが、直ぐに自分にも不思議な事が起り始めます。恐ろしい人形を目にしてしまったリンダは、その人形を井戸に捨てるのですが、何故か戻ってきて・・・。後は、映画を観て下さいね。

うーん、相変わらず、気持ち悪いお話でした。何処まで行っても戻ってくるのよぉ～、アナベルがぁ～。まぁ、知っていたけどね。しつこいのよ、この人形。もう少し可愛ければ許すけど、どう見てもキモいし、今回は、変身したりして、もう、酷いもんでした。こいつ、最初から極悪だったんだね。というか、悪魔だから仕方ないか。

それにしても、どうしてダメって言われた場所に入ろうとするのかしら。興味を持つのは解るけど、お世話になっている家の人に開けるなと言われているんだから、何か訳ありなんだろうと分かるでしょ。人のスマホをコッソリ見る人間も酷いけど、ルールを守れない子供も嫌ですね。そんなに見たいなら、見たいと話せば良い事でしょ。そうすれば、どうして開けてはいけないか説明してくれるハズだし、こんなに人が死ぬことは無かったんです。子供の好奇心が人々を殺したと思える内容でした。

人の好奇心って、本当に恐ろしいです。それによって、人々の生活が壊れて行く。悪魔は、別に、何もしていないんです。ルールを守っている人間は悪魔に利用される事は無いのですから。それでも、どうしても好奇心が悪い部分に触れてしまわせるんです。怖いなぁ。子供だからって、許されないと思うのは私だけなんだろうか。ま、今回は、結局、その罰を受ける事になるんだけどね。

そうそう、今回は、とうとう悪魔の姿が現れました。やっぱり、この形なのね。海外の悪魔って、本当にバカの一つ覚えみたいに同じでつまらないです。日本だと、沢山の妖怪や悪魔的なのが居るでしょ。バラエティー豊かよね。海外は、キリストで全部引き受けようとするから、悪魔も一人になっちゃって、面白味が無いのよ。もう少し、キリスト頼りだけじゃなくて、考えてみたらいいんじゃないの？そろそろ一神教撤廃にならないのかしら。無理か・・・。（笑）

そういえば、ちょくちょく、あの恐ろしい絵画に描いてあったシスターの姿がチラつきます。この作品の後、あのシスターの話の映画が作られているそうで、また日本に来るのかな。今度作るシスターの映画が、時系列で行くと、このシリーズの最初になるそうです。その後に、このアナベルが来て、そして死霊館に続くことになるのかな。楽しみですね。

私は、この映画、お薦めしたいと思います。但し、シリーズを観ている人の方が、より楽しめると思います。死霊館やアナベルの前作に出てくるエピソード関係のものがいくつも出てくるので、それが解らないと、怖さが半減しちゃうかも。出来たら、前作を観てくると良いと思いますが、一応、この作品の方が時系列的には早いので、解からない事は無いと思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。

・アナベル 死霊人形の誕生|映画情報のぴあ映画生活

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