「ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ」の試写会に連れて行って貰いました。
ストーリーは、
2011年、連邦下院議員アンソニー・ウィーナーは、ハンサムなルックスと明快なトークスキルで支持を集め、ヒラリー・クリントンの右腕をつとめる妻フーマと共に「理想のカップル」として注目されていた。ところがある日、ウィーナーは自身のブリーフ1枚の下半身写真を、誤ってツイッターに投稿してしまう。この投稿により、女性と性的なメッセージや画像を送りあう「セクスティング」という性癖を隠し持っていたことが全米に知れ渡り、ウィーナーは議員を辞職するハメに。それから2年後、再起をかけてニューヨーク市長選に立候補したウィーナーに密着取材を敢行し、そこで起こった「まさかの展開」を追うと共に、驚きの戦略と騙し合いに満ちた選挙戦の裏側を映し出していく。
というドキュメンタリーです。
ドキュメンタリー映画なので、直ぐに感想に行きます。
この映画、アメリカ連邦下院議員のアンソニー・ウィーナーが、選挙を戦うドキュメンタリーを撮影すると言う事で始まったようなのですが、その途中で、ウィーナーが持つ、特異な性癖というか、ネットで女性と知り合い、嫌らしい事を連絡し合いながら自分の下半身写真とかを送り合うというような、変態とは言わないけど、あまりよろしいとは言えないような楽しみをしていて、その途中で、間違えてブリーフ１枚の下半身写真をTwitterに上げてしまったんです。
で、大騒ぎになって、”変態！”とか言われちゃって、選挙は散々な事になって行くという内容なんですが、笑っちゃいけないんだけど、笑っちゃうのよね。彼らは真剣にどうしようと悩んで、その対策を練っているんだけど、私がその場に居たなら、”変態なんだから、仕方ないじゃーん！開き直って、全裸写真でもアップしたら。”くらい、言っちゃうんだけどね。だって、綺麗な裸ならイイじゃない。イタリアなんて、ストリッパーが国会議員になっているくらいだよ。
ウィーナーを追うマスコミの”ゲスの極み”と言ったら、凄かったでっす。別に、それぞれの性癖があるんだから、それは政治手腕に関係無いでしょって言ってあげたくなるくらい、マスゴミって酷いよね。日本もそうだけど、最初にスッパ抜くのは良いと思うけど、その後、何処までも追い続けて、本人を責めるというのはどうなんだろう。あんたたちが責める資格あるの？そんな事しているあんたたちの方が、責められるべきでしょって思いますよ。
一度、スキャンダルを起こしてしまったら、それをずーっと背負って行かなくてはいけなくなるので、もう、開き直るしかないと思うんです。でも、「何が悪いんだ！」みたいに強く出ちゃうと反発を買うので、何を言われても、恥ずかしいって顔をして、虐めないでよぉみたいな態度をしていると、その内、同情票が来るんじゃないの？
でも、奥さんと子供は可哀想だなと思いました。だって、何の罪もないでしょ。ただ、夫のせいで、マスゴミに追われるようになってしまう。ウィーナーの奥さんは、頭の良い人で、ヒラリーのブレーンだったらしいんです。そんな人が、夫の煽りを食らうなんて、言語道断じゃ！
そうそう、スキャンダルを足掛かりに、名前を売ろうとする女が出てきたりして、最悪だなと思いました。日本でも居ましたよね。芸人が何股してたとかで、スキャンダルを足掛かりに出てきた女。最悪だなぁと思います。人の弱みを使って、自分がのし上がろうだなんて、これも言語道断じゃ！そういう奴の痴態を、マスゴミは暴いて欲しいよ。
ウィーナーの話とは離れて行ってしまっていますが、ウィーナーは、選挙に落ちて、その後、ニューヨーク市の市長選にも出るのですが落ちて、それでも頑張っているところが、何とも懲りないというのかな。でも、私、これくらい懲りないでやる奴、結構、イイと思いますよ。政治家を辞めて、TVで偉そうにコメントしている元市長（九州方面）の人とかより、よっぽどやっていることが一貫していて良いと思います。
この映画、ドキュメンタリー映画としては、良く追っているとは思いますが、最初の方、つまらなくて、眠くなりました。スキャンダルが大きく出てからは盛り上がって行きますが、なんか、疲れちゃいました。あまり観ていて楽しい映画とは思えないかな。でも、笑えます。
私は、まぁ、お薦めしても良いかな。面白い映画ではないけど、政治家って、こんなにやりたいほどお金が儲かるんだろうなぁと思えた事と、変態を暴いて楽しそうに追って来るマスゴミのゲス加減が笑えました。興味があったら、ぜひ、観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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