「劇場版 黒執事 Book of the Atlantic」を観てきました。
ストーリーは、
ファントムハイヴ伯爵家の執事セバスチャンは、13歳のシエルと共に“女王の番犬“として裏社会の汚れ仕事を請け負う日々を送っていた。そんなある日、“死者蘇生“の不穏な噂を耳にしたふたりは、豪華客船カンパニア号に乗り込み、真相究明に挑んでいく。
というお話です。
原作通りのお話に、おまけでダブルチャールズが組み込まれていたかな。後は、そのままなんだけど、一応、解説しますね。
ファントムハイブ家の手が入っている裏のマーケットで大量の奴隷を購入している病院があるという報告を受けたシエル。探ってみると、病院の裏に怪しげな組織が絡んでおり、死者を蘇生する技術を研究しているようだ。その組織の集会が、豪華客船カンパニア号で行われるらしい。集会に潜入する為、カンパニア号に乗船するシエルとセバスチャンとスネーク。
船内では、旅行でこの船に乗ると言っていたエリザベスと家族に会い、エリザベスはシエルにべったり。集会の時間になり、潜入してみると、やはり死者を蘇生するというのは本当だったようで、その場で女性が蘇えるのですが、魂が入っていないので、只のゾンビ状態で人間を襲い始めます。
カンパニア号の下部の倉庫には、沢山の蘇生死体が格納されており、そのタイミングで、ほとんどの死体が蘇生してしまい、船内の人間を襲い始めます。シエルとセバスチャンは、蘇生死体を止める為に動きだしますが、そこへ死神が現れ、戦いになってしまいます。シエルだけ先に逃げて、蘇生を指示していた医師を捕まえようと追っていくと、エリザベスとスネークと出会いますが、そこにも蘇生死体が沢山復活して襲ってきます。
混乱した船に氷山が激突し、船は浸水してしまい、刻一刻と沈没の時間が迫ります。
必死で逃げる彼らに迫る蘇生死体たちは、怪我をしたシエルを襲いそうになるところで、エリザベスが剣を取り、天才的な剣捌きで敵を倒していきます。シエルに嫌われるのが嫌で、剣の腕を隠していたのでした。そんなこんなで、何とか船から救助ボートで逃げられるようになるのですが、蘇生死体の謎が解けないまま、船から逃げる訳に行かないシエルとセバスチャンは、謎を追って、再び船内に入ると、そこには、2人の死神と、なんと葬儀屋(アンダーテイカー)が待ち受けています。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
このお話、面白いですよね。まぁ、タイタニックのパクリなのですが、それでも面白いと思います。その上、やっぱり、この黒執事は、動くとイイ!!動きが美しいっ!!今回は、特に、アクションが多かったので、今回は、見どころが満載です。
今回は、やはりアンダーテイカーですねぇ。超!カッコ良かったです。彼の謎が早く知りたいけど、いつ解るのかしら。彼の追っている「死の先」が、その謎に繋がると思うんだけど、とにかく、あの大鎌(デスサイズ)を振り上げる姿のカッコいい事。満足しっぱなしでした。
そしてデスサイズでセバスチャンの身体をバッサリ貫いて、シエルとセバスチャンのレコードも描かれます。二人の努力が描かれていて、二人が最初から天才だった訳では無いと言う事が良く分かります。スーパーな子供に見えて、シエルは人一倍努力をしている人間なんです。もちろん、セバスチャンも人間を理解するのに、努力を重ねています。悪魔なのにねぇ。(笑)
エリザベスちゃんも可愛かったですよ。やはり剣の天才なので、死体など、簡単にブチのめしていました。カッコ良かったよぉ。もちろん、原作通り、彼女の過去も描かれていて、何故、剣を封印していたのかもわかります。
もう、これは一言、超!超!面白くて、お薦めしたいですと言わせて頂きます。また観たくなっちゃったなぁ。公開直ぐに観に行ったので、入場者特典をいただけたのですが、次回は無いだろうなぁ。でも観たい!時間に余裕が出来たら、空いている時間にゆっくり観たいなと思っております。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
P.S : 原作を読んでいなくても、十二分に楽しめると思います。
・黒執事 Book of the Atlantic|映画情報のぴあ映画生活
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