明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2017年になりました。除夜の鐘を聞けるかと思っていたら、住民からの騒音の苦情とかで、もう鐘を打たないとかってことで、アホかと思いながら、TVを観ています。日本の伝統ですよ。煩悩の数を叩いて、新年を迎えるという伝統行事なのに、日本人はどうなってしまうのか、バカばかりで腹が立ちますね。
今、朝までTVが始まったけど、日本が良くなるかどうかっていう題名に、またもアホかと思っちゃいました。あんたたちが偏った情報を垂れ流すから、日本が歪んできてしまっているという自覚が無いんだろうか。
ま、面倒な頭を使う問題は置いておきましょう。正月だからね。今年はどうなるのかなぁ。映画や舞台の感想を、沢山書いて行きたいと思っているのですが、ハリウッド映画にパワーが無くなって来ていて、他の地域の映画のリメイクばかりになっていますよね。こんな状況の中、映画に期待出来ないよなぁと思ってしまいます。邦画も、単館系の映画は面白いけど、王道の邦画は、若い子に媚びるような青春映画か、マンガの実写化ばかりなんですよね。役者は、上手い子が沢山育ってきているけど、作る人のレベルが付いて行っていないような気がして、どうなっちゃうんだろうなぁと心配になります。
昨年は、沢山の舞台演劇を観たのですが、映画やTVドラマを見ているより、本当に面白いんですよね。もちろん、生だという事もあるのだろうけど、演出家が舞台の大きさや奥行きを考えて、そこに収まる”絵”の美しさを追求しているからなんじゃないかと思うんです。映画やTVだと、何処までも舞台があるし、CGだってあるんだから、好き勝手に作れると思っちゃっているんじゃないかな。限られた範囲で、この枠の中(カメラの画面の中)に納まる美しいモノと思える構成を解ってくれているのかなって思うような映像が多くて、いつもモヤモヤしてしまう部分があります。
若い能力のある方が出てきて、とっても楽しみなんだけど、もちろんご自身の感などを大切にするべき部分もあるけど、年配の方の良い部分を盗むことも大切で、ただ自分だけで突き進んだり、やりたい様にやるという自由だけだと、最初は良くても、その先に進めなくなると思うのですが、いかがでしょうか。やっぱり、少し考えるべきだよね。若さだけでは、一発目だけでしょ。
正月は、お酒を飲んで、TVを観て、ゆっくり休みましょう。出来れば、家族と過ごしましょう。そんな普通の生活が送れることが一番、しあわせだと思います。
今年も、よろしくお願いいたします。