DVDが届いたので、またも「永遠の0」を観てしまいました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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DVDが届いたので、またも「永遠の0」を観てしまいました。

既に、映画館でも何度か観たのですが、また観ちゃいましたよ。(笑)


既に、あらすじも感想も書いているので、今、集団的自衛権とかで揺れている時に、あえて、戦争について、この映画を観て、考えてみたいと思います。


宮部という人は、昭和初期の戦争に突入する時代の、普通の人間だったと思います。きっと、たくさんの人が、こんな風に思っていて、優しい人だったのだと思うんです。それを口に出すかどうかは、人それぞれだと思いますけどね。誰もが戦争なんてしたくなかったと思いますよ。でも、戦争をする方に、無理やり向かされてしまったんじゃないかな。あの時代は、取ったり取られたりが当たり前の時代だから、仕方なかったと思う。


永遠の0


だから、今、戦争がしたいから集団的自衛権を成立させたいんだろう、なんてアホな事言っている人の脳みそ見てみたいよ。戦争をしたくないから、平和な今、戦争になる前に色々な事を決めておくことが必要だと言っているんでしょ。隣の人が殺されても、それを見ているだけだったら、隣の人の国が腹立てて、今度は日本に向かってくるかもしれないよ。人間の心って、昨日まで友達だと思っていても、一度の裏切りで、敵になってしまう事もあるんだから。


それに、目の前で人が死にそうだったら、助けるのって当たり前じゃないの?見殺しにしようよって言う人の気が知れないよ。あまりにも残酷でしょ。見殺しに出来る人って、殺人も出来るって事だよね。恐ろしいです。そんな人間が、偉そうにTVで反対ですなんて言っているのを見ていると、そういう人って、戦争中だったら、簡単に特攻に行かせればいいよっていう人なんだろうなって思っちゃう。だって、自分が助かる為だったら、人が死んでも良いんでしょ。マジで怖いです。


永遠の0

特攻なんて、誰もしたくなかったのに、誰が考えたんだろう。それに、そういう考えが出た時点で、もう日本はダメだなって解っただろうにね。勝ちたいと思ったなら、出来るだけ人を減らさずに、敵を打つ作戦をするのが当たり前でしょ。もう、勝てないと解った時点で、止めるのが正しい選択だったのにね。そうすれば、特攻で死ぬ人も居なかっただろうし、悲しい思いをする人は少なかったのかも知れません。


永遠の0では、戦争の恐ろしさだけじゃなくて、人間の素質というか、心の質の高さも描かれているなぁって思いました。だって、宮部の事を、臆病者とか卑怯者って呼んでいた人って、ほとんど成功していないように見えませんでしたか?その点、宮部の本当の思いを理解していた人たちは、皆、成功しているように見えました。人の心の奥底まで理解が出来る人でないと、人を使うことは出来ないし、人が使えなければ成功しないですよね。


永遠の0

もう一つは、女性のしたたかさかな。宮部の妻・松乃は、戦後、大石と再婚しますよね。とっても美談に見えるけど、考えてみると、夫が用意してくれた次の男を頼り、再婚するって事でしょ。女は、生活をしていく為に、自分を思ってくれる人を手に入れるって事でしょ。前の夫だけを追うのではなく、新しい夫を持ち、前の夫を心に残すっていう、悪く言えば、調子良くやったねって感じです。きっと、女性なら、この松乃と同じように行動しただろうなって思う。女は、心の中に色々な部屋を隠し持っているんです。貴方だけと言いながら、心は違うんです。当たり前よね~。(笑)


永遠の0

なんか、この映画を観ると、いつまでも考える事が湧いてきてしまいます。部屋で、ブルーレイで観ると、空中戦がとっても綺麗で、素晴らしいのよね。まして、岡田くんが乗っているでしょ。イケメンよねぇ~。それに、今回、染谷くんの演技の素晴らしさに、またも感嘆してしまいました。「みんな!エスパーだよ!」をやっていたとは思えない表情で、驚いちゃった。今度は「寄生獣」楽しみですねぇ~。


明日は、何か書くことあるかなぁ~。最近、映画の感想が無くてゴメンねえ~。観る映画が無いのよ。あ、でも、土曜から始まったから、近い内に観に行って、感想をアップしますね。

では、明日から、また、仕事、やっちゃいましょ~。カメ



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