「シャドウハンター」を観てきました。
ストーリーは、
あるクラブを訪れた少女クラリー(リリー・コリンズ)は、そこで謎めいたジェイス(ジェイミー・キャンベル・バウアー)という少年に遭遇する。彼は地下世界に潜む、吸血鬼、人狼、妖魔などを始末するシャドウハンターと呼ばれる一族の者であった。やがて、ジョイスは母ジョスリン(レナ・ヘディ)もシャドウハンターである上に、強大な力を授けるとされる聖杯を隠し持っていることを知る。衝撃の事実に動揺する中、母が聖杯を狙う反逆者ヴァレンタイン(ジョナサン・リス・マイヤーズ)に拉致されてしまい……。
というお話です。
これ、原作が人気なのね。この手の話は、既に、二番手三番手状態になっているから、映画では、人気にならないと思うなぁ。きっと、トワイライトとかを狙ったんだと思うんだけど、何を描きたいのかというのが、ハッキリ決まっていないように見えました。何で、聖杯がそれ程、重要なのかとか、狼男がどうして味方になったのかとか、ヴァンパイアは、何でサイモンを攫ったのに、そのまま縛り付けておいたのかとか、サイモンがヴァンパイアに噛まれてた影響はどうなのかとか、謎のままの部分が超多くて、続編を作るつもりだったからなのかも知れないけど、さすがに多過ぎて、観た人は、はぁ?っていう気持ちで、二度と観なくなるかもって思いました。ある程度は、謎を解決して終わらないと、映画じゃないでしょ。
と文句を言いながら始まりましたが、結構、イケメンが多いので、許してしまおうかなという気持ちにもなっちゃいました。ハンターの男の子2人が、カワイイのよ。”トーマの心臓”のオスカーとユーリみたいな2人で、この2人が主役で作ればイイのにって思ってしまいました。
それにしても、展開が笑えたなぁ。だって、”え?アナタがお父さん?”とか、”え、お兄ちゃん?”とか、昭和時代のメロドラマじゃないんだから、その手は辞めようよ。いきなり、ププッと吹いてしまいました。これは、禁じ手でしょ~。もう、今は21世紀なんだから、こういうベタは辞めようね。いくら原作にあったからって、ダメでしょ。なんだっけ、ほら、あの”冬ソナ”のような展開になって行くんじゃないのぉ!もー、キモいから辞めてよ。
感想を書こうと思っても、内容が酷いし、何も解決していないので、書きようが無いんですよね。まぁ、もう少し、頑張ってみようかな。えっと、ハンターが妖魔を倒せるらしいんだけど、ハンターだけが妖魔を倒せるという設定なら、ハンターが減っているとなると、街中に妖魔がはびこってしまいそうな気がするんだけど、どうなの?ヴァンパイアとか、狼男は、妖魔に属しているのかな?勢力図がどうなっているのかが知りたかったです。ハンターが一番強くて、その下にヴァンパイアとか、妖魔とかがくるのかしら。そういう設定が、一切解らないのが、とっても変だなって思いました。
クラリーも、ハンターの力を持っていると言う事で、戦うんですけど、彼女が手にルーン文字を書いてかざすと、妖魔が一気に止まるという場面があるんだけど、そんな力があるなら、もっと、みんなで止めて、一気に倒していけばいいじゃんね。ジョジョに出てくる、デュオのザ・ワールドのように、時間が止められるなら、無敵でしょ。そこら辺の話が、もう、滅茶苦茶なのよね。
まして、聖杯の意味が解りませんでした。それで、血を飲ませて、どーせーっちゅーのよ。クラリーの力が強くなったって、アンタの味方にならないかも知れないのに、どうして?強くなりたい本人が飲めばいいでしょ。なんだか、とっても不思議でした。それを使うと、全てのハンターが悪に染まるというなら解るけど、天使が与えた聖杯なんだから、悪に付くとは思えないんですけど。
地球には、沢山の種類の聖杯があるから、困っちゃうよね。インディー・ジョーンズも探していたし、何なのよ。聖杯探すより、ドラゴンボールを集めた方が、願いがかなうんじゃないの?(笑)
スミマセン。メチャクチャな感想になってしまいましたが、私は、この映画、ほとんどお勧め出来ません。但し、イケメンが観たい人は、行ってみて下さい。ハッキリ言って、私は、どちらもタイプでした。でも、話を観るならば、辞めた方が良いと思います。観た後、何だったのか解らずに、はぁ?ってなります。気になったら、行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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