今日は、「ラ・ワン/RA ONE」 の1円試写会に行ってきました。
ストーリーは、
デジタル世界のデータを実際に物質化できる技術がイギリスのバロン社で開発されたころ、同じ会社のシェカル(シャー・ルク・カーン)たちは「Ra.One」という名のゲームを作り上げる。完成披露パーティーの日、シェカルの息子、プラティクは“ルシファー”の名でログインしたが、途中でゲームをやめて帰宅してしまう。するとゲームのキャラクター、ラ・ワンがルシファーを抹殺しようと、現実世界に現われ……。
というお話です。
もー、インド映画、面白いっ!!なんなの~!!なんで今まで、日本に入ってこなかったのかしら。観ていて思ったのは、映画のレベルが日本映画のレベルと同じくらいじゃないかなぁ。映像とかもそうだけど、内容を解りやすく説明してくれるし、一部、辻褄合わないところは見ない振りで通してしまうし、謎と言いながらも、目一杯伏線張っていて、ちょっと考えれば解るというところが、そっくりです。あ、けなしているんじゃないですよ。フランス映画のように、回りくどくて、結局、結論が出ないというものよりも、スッキリして、ハッピーになれる娯楽作品ということです。
インド映画は、日本人に合っていると思う。だって、ちょっとストーリーが停滞して、つまらなくなってくると、気分転換のように、音楽とダンスが入ってきて、また盛り返して観れるんですよ。本当に、2時間半もあるのに、楽しく観れてしまう。まるで、インドの魔法ですね。
この「ラ・ワン」、悪役です。子供にカッコイイ悪役を作って欲しいと言われ、最強の悪役ラ・ワンを作ってみたら、通信に使っている電波を固体化することに成功したIT企業の開発により、ラ・ワンが実体化して、襲ってくるというものです。すごいでしょ。もー、発想が面白いっ!絶対にありえない発明だとは言えない感じで、楽しめました。
ゲームからラ・ワンが出てくるのですが、このゲーム、もし出来たら面白いだろうなぁ。Xbox360のキネクトが身体で操作出来るようになっていて、このゲームに近いけど、ファイティングゲームをスーツを着て戦うと、画面の中で、自分と敵が戦うなんて、面白そうでしょ。これが出来るようになったら、部屋の中ばかりに居るから運動神経が鈍くなるというのではなく、ゲームをやっているので、むしろ、室内に居る方が運動神経が良くなるんじゃないかしら。身体を鍛えないと戦えないし、強くなれないもんね。いやぁ、やって見たい。
キャラクターも、とっても個性的で楽しいのですが、出てくる子供が、とってもきれいな顔をしているんです。男の子なんだけど、女の子みたいなの。かわいいですよ。そして、もう一人、私がゾッコンになったのが、ラ・ワンが変身する、筋肉ムキムキのイケメンです。もー、女性だったら、”なんてステキな身体・・・。”ってぼーっとすると思います。私、ノックアウトでした。普通は、主人公にゾッコンにならないといけないんですけどね。(笑)
そうそう、「ロボット」を観ている人には、嬉しいお知らせが。ロボットのチッティことラジニ様が出てきます。まぁ、出てくるだけで、なーんの意味も無いんだけど、なんだか、笑ってしまいました。楽しいでしょ。
私、この映画、超お薦めしたい映画です。頭使わないで、とっても楽しめるもん。音楽も楽しいし、ダンスもステキ、男もイケメンで、美女もあり、全てのエンターテインメントの要素が入っているんです。私は、大好きだなぁ。でも、バカになって映画を楽しむのがイヤな方は、止めてくださいね。考えたい方は、ヨーロッパの映画をゆっくり観てください。ぜひ、楽しんできてくださいね。
・ラ・ワン@ぴあ映画生活
ラ・ワン 公式HP http://www.uplink.co.jp/raone/