今日は、試写会で一度観た「リアル・スティール 」を観に行きました。
二度目なのに、すごく楽しめましたよ。それに、驚いたのは、もう公開4週目以上になるはずなのに、一杯なんですよ。観に来ている人がたくさんいるの。私は、もう、ガラガラで、好きな席を取れると思って行ったのに、ビックリです。
私が、この「リアル・スティール
」を観たのは、11月1日なんですよ。それからもう、2ヶ月も経っているのに、これほど人気があるというのは、やっぱり良い映画だから、口コミで廃れないんでしょうね。私なんて、またも、手に汗握って、ドキドキして、涙ぐんでしまいました。
この映画、マックスという少年が、父親のチャーリーに捨てられて、11年後に再会したのだけれど、父親はとんでもないダメオヤジで、またも捨てられるような状況の中、ロボットボクシングを介して、近づいていくというお話なんですけど、このマックスが、超かわいいんですよ。父親に、憎まれ口を叩きながらも、目が”捨てないで!”って、訴えていて、泣けるんです。
そして、マックスが拾ったロボット”ATOM"も、自分を助けてくれた恩人マックスを一途に思っていて、ある場面で、自分が売られそうな状況の時、とても切ない表情を見せます。ロボットなのに、”僕を捨てないで。”という表情で、鏡を見つめている姿が、あまりにも印象的で、涙をさそいます。
この映画を観ると、親への無償の愛をとても感じます。たとえ、トンでもなくて頭が悪い人間が父親でも、子供にとっては、関係ないんです。どんな親でも、親なんです。そんな強いメッセージが伝わってきて、感動でした。
そうそう、映画を観ていると、やっぱりロボットというと、日本が一番最先端だと思われているのか、日本を感じられる場面がたくさんありました。WRB(世界ロボットボクシング)のスタジアムの入口に飾られているロボットは、シルエットが、ほとんどガンダムだし、マックスが試合に着ていくTシャツも、カタカナで”ロボット”と書いてあるものだし、他にも、日本のものが沢山出てきます。やっぱり、ロボット工学と言えば、日本だって思いますよね。ぜひ、日本の学者さんたちに頑張って、どこの国にも負けないロボットを作って欲しいです。
ロボットと言えば、年明けに「ロボジー」という映画が公開されます。すごく楽しみにしているので、公開されたら、すぐに観に行かなくちゃ。(笑)
お正月も、この「リアル・スティール」、公開されているので、まだ観ていない方がいらっしゃるようでしたら、ぜひぜひ、観に行ったら、感動出来ると思いますよ。