今週は、試写会がすべて中止になったので、DVDと読書をしようと思っています。
確かに、こんな大災害が起きていて、余震も続いている状態で、映画を楽しむ事って難しいですよね。まして、計画停電って言われると、いつ電気の供給が途切れるかも解らないし、それにもまして、原発がチェルノブイリ状態になりそうとなったら、どうしようもないですよ。本当に、核爆発してしまったらどうするんだろう。原爆が落ちた状態と同じになっちゃう・・・。大丈夫なのかしら・・・。
と言う訳で、今日は、「日本人の知らない日本語」の1巻と2巻を読みました。コミックエッセイなので、あっという間に読めちゃいます。これ、仲里衣紗さんが主演で、TVドラマ化されていましたよね。ドラマも面白かったけど、本も面白いです。
言われてみれば、日本語って、漢字、ひらがな、カタカナと、3つの文字を使っているし、ましてアルファベットなども混ざったりして、すごく複雑ですよね。それに、言葉にしても、同じような意味の言葉がたくさんあるし、古い言葉なんて、解らないですよ。
たとえば、「さしつかえなければ」と「おそれいりますが」の使い分けとか言われても、はぁ~?って感じでしょ。これって、「さしつかえ~」は、相手が断っても良いらしくて、「おそれいり~」は、へりくだってるけど、強制力があるらしいんです。これ、説明されても、良く解らない・・・。(笑)日本人でも判らないのに、外国人に教えてあげるなんて、絶対無理だって思っちゃうもん。日本語の先生になる人は、大変だなぁ。
なんかね、猫缶の事をネコの入った缶詰だと思っていたり、忍者が居ないと知って残念がったりする外国人のエピソードが楽しく書いてあるんですよ。日本では普通のことでも、外国人の方にとっては、理解出来ない不思議なことがたくさんあるらしいんです。ピンク映画って何って言われて、ピンク=エッチという常識は日本のもので、アメリカではブルー=エッチ、中国では黄色=エッチ、スペインでは緑=エッチ、と全然違うらしいの。面白いでしょ~。そういうことって、外国人とたくさん触れ合わない限り、解りませんよね。
そんな、カルチャーショックなことがたくさん書かれているので、超面白いので、ぜひ読んでみてください。お勧めです。これ以上書くと、あまりにも面白いので、ぜーんぶネタバレしたくなっちゃう。
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