今日は、「台北の朝、僕は恋をする」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
台北に暮らすカイの恋人がパリに留学してしまい、その日以降、彼は本屋にフランス語の本を読みに通うという寂しい日々を繰り返し過ごしていた。本屋で働く、可愛く、でもどこか孤独な面影を持つ女の子、スージーは毎日やってくるカイが気になって仕方ない。どうしてもパリに行きたいカイは仕方なく地元のボスからお金を借りることにし、その条件として謎の小包を運ぶ、怪しげな仕事を受けることになった。そしてそれは、カイと偶然巻き込まれたスージーのコミカルでロマンティックな一夜の始まりだった…。
というお話です。
お決まりのベッタベタラブコメなのですが、なんだか、とってもかわいくて、好感が持てました。ラブコメだから、安心して観ていられるし、映像もとてもキレイです。色の使い方がかわいいなって思いました。本屋さんの中とかの色のバランスとか、台北の夜を走る部分のネオンと暗い場所の対比など、色がいっぱい使われているにも関わらず、バランスが良いので、うるさくなくて、とてもかわいく、暖かく見えます。キャストの衣装も、カラフルで良いですよ。
ストーリーについては、もうコメントを書く必要が無いほど、予想通りの展開で、”あ、そここうなるよね。”って誰もが言うとおりに話が進みます。ちょっと笑っちゃうほどだけど、でも、あまりにキャストが可愛いのと、画面がきれいなので、満足出来るんですよね。それに、スージー役のアンバー・クォさんの気持ちの表現の仕方が、なんとも、いじらしいというか、これもかわいいんだよなぁ。キュートって言う方が合っているかな。そういう所が、今の日本女性の猛禽っぽい雰囲気と違って、イイんだよなぁ。好きな人の為に、必死になって助けてあげようとするんです。彼が彼女の所に行く為なのに、それでも助けてあげようとするところが、なんともいじらしいんです。
そうそう、水餃子を運ぶところが出てくるんだけど、水餃子美味しそうだったなぁ。一口の餃子で、ツルッと一口で食べていて、美味しそう・・・。ああー、食べたかったなぁ。
一つだけ、なんだか、訳のわからん話が入っていました。この映画、主要なラブストーリーの他に、サイドストーリーのように、刑事とその恋人の話が入っています。でもね、その話、何の意味があったのか、判りませんでした。確かに、主要のラブストーリーの主人公を追いかけたり、地元のボスを探っていたりする刑事なのですが、その刑事のラブストーリーに何の意味があったのか、私、分かりませんでした。もし、観たら、私に教えてください。(笑)お待ちしております。
とにかく、色々言わずに、かわいいベタなラブコメを楽しんで欲しいです。この映画も、カップルには最高かな。だって、ちゃんとハッピーになりますもん。美男美女のラブストーリーも良いけど、こういうちょっと身の丈に近い雰囲気のやさしいラブストーリーって、和みますよね。優しくなれそうな感じがします。高校生や中学生でも、観て楽しめると思うなぁ。母子で行っても、イイかも。楽しんできて下さい。
・台北の朝、僕は恋をする@ぴあ映画生活
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