今日は、「遊星からの物体X」をDVDで観ました。やっぱり、面白いなぁ。ちょっとグロいけど・・・。スキ
ストーリーは、
1982年冬の南極。アメリカ南極観測隊第4基地に1匹の犬が逃げこんできた。その犬を軍用ヘリが執拗に追いライフル銃で狙い撃ちする。ついにヘリは着地し、射手はなおも犬を狙う。射手はアメリカ基地のゲーリー(ドナルド・モファット)により射殺された。ヘリの国籍はノルウェイ。何の理由で彼らは犬1匹を殺そうとあれほど必死になったのだろうか。謎を解くべく、ヘリ・パイロットのマクレディ(カート・ラッセル)はコッパー医師(リチャード・ダイサート)を乗せて、ノルウェイ基地へ向かった。そこは廃墟と化していた。そこここに転がる隊員の死体。しかも、その死に方は尋常ではない。地下室では長方形の氷の魂りが見つかり、中から物体を取り出した形跡があった。そして・・・。
というお話です。
古い映画なんだけど、でも、超面白いんですよ。あ、B級ですけどね。この作品は、もっと古い「遊星よりの物体X」という映画のリメイクだそうで、そちらは観たことないんですけど。「エイリアン」より、後に制作されたらしいけど、私、どっちを先に観たのかなぁ。とにかく、面白い映画だって聞いて、友達と集まってビデオで観た記憶があるんですよ。
観たら、衝撃でした。今だと、バリバリ使われている手法だろうけど、昔は、こんなグロくて恐いけど、ついププッって笑ってしまう、このホラーSFって、なによって感じで、楽しく観ました。また今日観てみて、笑えましたね~。だって、シペハス、こんなにかわいいのに、極悪なんだも~ん。それに、カート・ラッセルの若い事・・・。いいなぁ・・・。
クリーチャーが凄いですね。今みたいにCGが無かったのに、ネロネロしてて、恐いのよ~。そして、誰がクリーチャーになってしまうか判らないっていう、仲間どうしでの緊迫感、すごいです。そんな中でも、「南極料理人」と同じような日常があって、観測隊の人間は暮らしている。この落差が、また、面白いのよ。
私が一番好きなのは、やっぱりカニ頭ですね。シャカシャカ移動して、意思を持っているところが笑えます。いや~、でも、結構、恐いですよ。私は、マニア化していて、細部を楽しんでいますが、映画として最初にこの作品を観ると、すごくキモくて驚くと思います。
映画としては、まとまりも良いし、面白く観れると思いますよ。ホラーだけどね。変に恋愛やコメディに曲がることなく、徹底して南極での敵との戦いを描いているから、集中して観れます。この冬、コタツにでも入って、ボンヤリ観るには最適だと思うんだけどなぁ。私は、何度もそうやって観てます。
この作品、ブレードランナーと同じ年に作られているんですよね。1982年って、すごいSF作品がたくさん作られたんですよね~。好きだな~。
最近のSFは、CGに頼りすぎで、内容がぜんぜんまとまってなかったり、話の辻褄が合わなかったりして、ムカつくんですよね。せっかく大金を使ってつくるんだから、きちんとしたものを作って欲しいです。。無駄に有名俳優などを使って人集めして、ストーリーがいい加減では良い映画出来ないと思うんですよ。もっと、頭を使って欲しいです。
これからのSF映画に期待をしていきたいです。
遊星からの物体X 【ブルーレイ&DVDセット 2500円】 [Blu-ray]/カート・ラッセル,ウィルフォード・ブリムリー,リチャード・ダイサート
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- ・遊星からの物体X@ぴあ映画生活
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