今年、ぴあさんのお陰で、日本アカデミー賞の特別会員にしていただき、アカデミー賞の審査をさせていただきました。そして、その発表があったので、確認してみました。
驚いたことに、私が選んだ作品や俳優さん、ほとんど入っていました。やっぱり、良い作品は、みなさんも良いなぁと思ってくださったのだなと認識しました。でもー、実は、私、「おとうと」は、1票も入れなかったのですが、やはり年配の方の票が強いのか、どうしても吉永さんが出ている作品は入ってしまいますね。ま、作品としては、良い内容だったとは思いますが、どうして吉永さんが入ってしまうのか・・・。その組織票というか、年配票に驚く限りです。若い方は、一切入れていないと思いますよ。
日本のアカデミー賞は、どうしても保守的というか、外部からの新しい空気を受け入れにくいのか、興行収入が良くても、年配の方に受ける作品で無ければ、入ってくることは難しいようですね。アメリカのアカデミー賞も、映画館で興行収入が高い作品が勝つのではなく、受けないけど堅い作品が貰っているようで、うう~んと唸ることが多々あるのですが、ちょっと最近は、新しい空気も入ってきているのではないかというような作品も受け入れられているので、楽しみにしています。でも、日本は、今一歩、遅いようですね。もうそろそろ”とらさん”みたいなのを打破しないと、若い人にそっぽを向かれてしまうと思うので、頑張ってもらいたいです。
それにしても、今年は、邦画にとって、良い年だったのではないでしょうか。面白い作品が多かったし、映画のサービスデーなどが定着してきたので、たくさんの方が映画館に足を運んでくださったようです。来年も、楽しみです。
今日は、映画を観に行かず、忘年会に行っていたので、映画の感想がありません。もう、忘年会が続けてあって、結構、辛いです。肝臓がもたん・・・。明日も忘年会だし・・・。
今日は、早く寝て、明日に備えようと思います。