今日は、「リミット」の試写会に誘ってもらって、行ってきました。
ストーリーは、
目を覚ますと、そこは土の中に埋められた箱の中だった。ポール・コンロイはイラクで働く米国人運転手。何者かに襲われ拉致され、気づくと棺のような箱の中にいた。充電切れ間近の見知らぬ携帯電話を使い、ポールは思い出せる番号を押す。家族、政府、会社…。脱出の可能性を探るが、箱の中の酸素には限界がある。やがて1本の電話がかかってくる。相手の目的は…?
というお話です。
怖かったです。だって、ずーっと棺桶の中に閉じ込められていて、息苦しい状態のまま話が進むので、見ているこちらも息苦しくなります。あまりにストレスを与える映画なので、段々、楽しくなってきちゃって、笑ってしまいました。極限に達すると、もう、何をやっても面白くなっちゃって、すんごいラストなのに、笑ってしまいました。ごめんなさい。でも、ここまでやられると、もう、笑うしかないですよね。映画上映後、あまりの衝撃に、会場がシーンとしてましたもん。
本当に、最初から最後まで、ほとんど一人でライアン・レイノルズさんが一人で演じています。携帯電話が棺桶に入っていたという設定なので、電話の相手はたくさんあるのですが、まったく姿は見えないでしょ。だから、一人なの。身動きもほとんどとれないような箱の中で、ライター、携帯、懐中電灯、ペンなど、いくつかのアイテムを使いながら、自分がどこに埋められたのか、犯人の目的は、どうしたら助かるのかを探っていきます。
ネタバレは出来ないので、犯人は誰とか、そんなのは書けないけど、でも、チラシやら予告で言っている”あと90分の酸素だけ。”って、どこに出てきたんだろう。私が気が付かなかっただけなのかなぁ。確かに棺桶の中だし、砂漠に埋められているらしいということなので、酸素は少ないとは思うんですけど、実は、ヘビが棺桶に入ってくるんです。(あ、ごめん。ネタバレかっ!!)ヘビが入ってくるということは、地上から、それほど深くない位置のはずだし、ヘビ穴があるということは、空気も入って来るはずでしょ。完璧な密封ではないので、90分っていうのは、ちょっと可笑しいなぁって思いました。
それに、ライターをバンバン使っているんだけど、火が燃えるには、酸素が必要だからヤバいよぉ~って。で、あと90分しか酸素がもたないなら、簡単にライターに火が点かないと思うんですよね~。ま、途中で懐中電灯や蛍光ポールを使ってたけど、なんだか、ちょっと酸素の件は、押すべきじゃないような気がしました。
この映画で、一番怖いのは、いつ出られるのかどうしたら出られるのか解からない、誰が入れたかも解からない、どこに居るのかも解からないという、解からないことだらけの、すごいストレスを与える映画だということです。死が迫って来る、そのプレッシャーに打ち勝って、脱出出来る道を模索するという、観ているこちらにも、すごいプレッシャーがかかってくるので、それを楽しめる人でないと、怖い、息苦しいだけで終わってしまいます。
ソウに次ぐ、ストレス映画だと思って、すごく面白く観せていただきました。そう来るかって、笑って観れれば、もう、怖いもの無しになりますよ。恐怖に打ち勝ち、映画を支配して楽しんでくださいね。
私は、お奨めしたい映画です。いままでとちょっと違うストレスを感じて、そして楽しんでくださいね。
なんか、一人芝居で舞台も変わらないので、画像が同じようなのばっかです~。(^_^;)
そういえば、舞台挨拶で、ほしのあきさんがいらしてました。本当に、キレイで、頭がちっちゃくて、胸が大きくて、ウエストがくびれてました~。素晴らしい!!あれで33歳なんて、ビックリです。私もボディーケアを頑張らないとなぁ・・・。