先日、「バウンティ・ハンター」を観てきました。
ストーリーは、
元刑事のマイロは、元妻・ニコールとの離婚に傷つき、今はバウンティー・ハンター（賞金稼ぎ）として生計を立てていた。そんなマイロのところに、交通違反の裁判に出頭しなかったニコールを5000ドルで捕まえてほしいという依頼が。ニコールの行動パターンを知るマイロはすぐに彼女を捕まえるが、あの手この手でニコールは逃げ出そうとする。しかし、そんな二人は新聞記者のニコールが調べている犯罪組織から追われる羽目になり…。
というお話です。
この映画、賞金稼ぎの仕事を描きたかったのか、新聞記者の活躍を描きたかったのか、警察内部の腐敗を描きたかったのか、解りませんでした。どれも中途半端で、いいかげんなんです。ラブストーリーだから良いんだって言うなら、余計なことが多すぎるんです。どうせやるなら、ちゃんとすべての事件をキレイに組み合わせてまとめないと、まったく面白くないものが出来るという典型ですね。一応、笑えるし、面白い場面はあるんですけど、全体を観ると、バラバラで映画になってないの。途中で、イライラしました。まるで、絶対音感の人が不協和音を聞かされているような感じです。
バラバラな内容の上に、色々な場所に行って、ギャンブルしたりして、なんだか、訳がわからなかったなぁ。一つ一つ取り上げれば、笑えるんだけど、どうしてこんなに話が流れないんだろう。B級映画ならB級映画らしく、それなりの楽しみを作ってくれれば良いのに（例えばプレデターズみたいに、アホなエイリアンとか。）、主人公達もバカになりきれていないし、周りの役者も、なんだか、フワフワしていて、緊迫感がないんですよね～。すごい事件なのにさ～。
ジェニファー・アニストン、ちょっとこういう役、無理でしょ～。もっと年齢にあった女優さんにして欲しかった。だって、顔のアップとか、すごく辛いんです。それほど年齢が高いわけじゃないだろうとは思うんだけど、顔のしわをボトックスで直しているというのが、超解るので、観ていて、辛い・・・。それに、色黒すぎる・・・。身体も、矯正してるのバレバレでしょ～。だって、場面場面によって、まったく胸の大きさが違うし、オシリの高さも違う・・・。いや～、そんなとこ見なくていいでしょ～って言われるかもしれないけど、あまりにも目に付いてしまって・・・。
すみません、キツい感想かも知れませんが、私、この映画、結構、期待して観に行ってしまったんです。だから、すごく落胆したの。ジェラルドは、まあ、前からおじ様だったけど、ジェ・アニは、これほど年齢を取ってしまったのかというくらい、おばさんしてましたね。アラフォーにしては、キツかったなぁ。今、アラフォーと言っても、皆さん、若々しくてキレイですよね。真矢みきさんとか、天海 祐希さんとか、超カッコよくて大好きです。それに比べると、ジェ・アニ、どうしてこんなんなの？ボトックス打ちすぎで、変なシワが入ってしまったの？辛かった・・・。
私、この映画、お奨め出来ません。ま、疲れていて、頭を使いたくなくて、内容なんてどうでも良い時なら許せるかな。とりあえず、暇があったら、観に行って見てください。でも、期待しないでね。
・バウンティー・ハンター＠ぴあ映画生活
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