今日は、”9<ナイン>9番目の奇妙な人形”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
古びた研究室の片隅で、背中に数字の9が描かれた奇妙な人形が目を覚ます。人形が外に出てみると街は廃虚と化しており、ぼう然とする彼の前に2の背番号を持つ人形が現れ、自分たちは仲間だと語り掛ける。しかし、突如現れた巨大な機械獣が2を連れ去ってしまい、ほかの番号を持つ人形たちと出会った9は2を救出しようとするが……。
というお話です。

アニメーション作品なのに、すごくドキドキハラハラするし、面白いです。ストーリーが、しっかりしていて、ぶれる事が無く、ラストに向かって突き進んでいく感じでした。愛おしい人形たちが、ところ狭しと活躍します。ティム・バートンが絡むと、本当に人形たちが生き生きと輝いていて、目を見張るものでした。

9人の人形が、滅亡してしまった世界で、滅亡させた張本人?と戦うのですが、そのアクションがすごいの。9番の子が主人公で、彼の行動によって、その悪い奴が復活しちゃうんだけど、超強くて、人形たちは吹っ飛ばされちゃうんですよ。そんな状態なのに、みんなで協力して必死で立ち向かう、こちらまで一緒に戦っているようで、ドキドキでした。個々の個性も豊かで、かわいいんですよ。私は、3番と4番の双子が好きだったなぁ。
9番の声はイライジャ・ウッドさん、他、ジェニファー・コネリー、クリストファー・ブラマーなどなど、有名どころが声を当てています。字幕で観た方が、声がとても合っているので、良いと思いますよ。

世界が滅亡した理由があるんですけど、これって、人間の自業自得って感じなんですよ。地球は、ボロボロ・・・。でもね、ちゃんと神様は居て、創世するのでしょう。そこまでは描いていないけど、その番人として、彼らが居るのだと思います。頑張って世界復活させて欲しいなぁ。最後までしっかり観てください。未来への予感が描かれていますので、そこまで楽しんでみてね。
私は、お奨めしたい映画の1本です。但し、ティム・バートンの”ナイトメア・ビフォー・クリスマス”や”コープス・ブライド”などがダメな方は、あまりお奨め出来ません。人形系で、ダークファンタジーなので、辛いと思います。
かわいい9人の人形たちを、応援してきてくださいね。
9〈ナイン〉~9番目の奇妙な人形~@ぴあ映画生活
