今日は、”時をかける少女”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
高校卒業を間近に控えた芳山あかりは春からの新生活に対する期待に弾んでいた。そんな中、母・和子が交通事故で昏睡状態に陥る。和子は初恋の人・深町一夫にメッセージを伝えるため、時を越える研究をしていた。あかりは母に代わって1972年にタイム・リープを申し出る。あかりのタイム・リープは成功したかに見えたが、なんと誤って1974年に飛んでしまう!果たしてあかりは深町に出会い、母の想いを伝えることができるのか…?
というお話です。
私は、この”時をかける少女”というと原田知世さんの映画が一番印象に残っていて、深町くん、ゴロちゃんなどなど、友達と随分話題にしていた覚えがあります。あの映画は、それほど演技が上手い人達が出ていたわけじゃないんですけど、とっても初々しくて、惹きつけられた覚えがあります。
そんな映画の続きとも取れる内容で、今回は、娘が活躍です。その娘の父親は誰なのか、深町くんと再会出来るのか、そして約束は果たされるのかという、色々な要素が入り混じって、良く出来ていると思いました。
今回の芳山和子は安田成美が演じていて、原田さんとは違った大人の和子になっています。深町くんは、劇団四季の石丸さん(声の良い石丸さんと間違えちゃった。)で、神秘的な感じをかもし出しています。ゴロちゃんは、勝村さんなんですが、出来れば、前のゴロちゃんをやっていた方にやって欲しかったな。娘の仲ちゃんは、本当に演技が上手いですね。相手役の中尾くんも、昭和の感じを上手く表現していました。懐かしいですね。
原作とは違いますが、とっても上手く続編を作っているので、まったく違和感がありません。この映画だけ観ても、前作を観てこの映画を観ても、問題はありません。筋が通っているし、楽しめますよ。
2点だけ文句言うと、最初のTVニュースでバスの事故がネックになってくるって、バレバレなのがちょっと鼻に付きました。もう一つは、これ、ネタバレになるのかも知れないけど、死んで欲しくなかった・・・。生きてて欲しかった・・・。これだけなら、ネタバレになってないでしょ。そうなんです。現場に血が流れるんです。誰だかは、お楽しみに。
私は、今回も、映画を観ながら、”深町~、またあんたかよっ!!女を弄ぶんじゃないよっ!”って突っ込みをいれておりました。マジメそうな顔して、あんたが一番悪いんだよっ!!
と言う訳で、今回もオススメです。思っていたより大人向けで、しっかりした作りになっていて、楽しめますよ。青春を思い出すような、そんな、春の匂いが香ってきそうな映画でした。ぜひ観に行って見て下さいね。
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