今日は、スキーからの帰りに”コララインとボタンの魔女”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
オレゴン州に引っ越したばかりの少女コラライン。両親は仕事ばかり、友達もいないし、毎日が退屈で最悪だ。そんなある日、コララインは新しい家に秘密の小さな扉を見つける。それは、驚くべき“もう一つの世界”への入口だった…。扉の向こうでコララインが見つけたのは、心躍るサーカスや独創的なミュージカルのショー、溢れんばかりの花が咲き誇る美しい庭、そして優しくて、楽しくて、コララインをとても可愛がってくれるもう一人のママとパパだった。ただ一つだけ奇妙なのは、ママもパパも、目がボタン…。「こっちの世界の方が、全然素敵!」コララインは、すっかり扉の向こうの世界に心を奪われる。しかし、元の世界に戻ってみると、家族は姿を消してしまっていた…。
というお話です。

”ナイトメアー・ビフォア・クリスマス”の監督がこの監督脚本を勤めていると知って、ああー、観て見たいなぁって思っていました。
今回は、コララインの人形を28体作り、その表情は20万以上でした。そんな人形たちを一コマ一コマ動かしては撮影していくという気の遠くなるような作業を繰り返し、この映画は作られました。その苦労が、美しく映像に残されています。3D映像は、アバターのようにすごいアクションなどは無いけど、でも、それを上回るような雰囲気と美しさと上品さが兼ね備えられていて、同じ3Dではあるけど、まったく違うものになっています。

ストーリーも面白くて、子供の寂しさに付け込む恐ろしい魔女が、最初はとっても優しくて、だんだんと本性を現してくるんですけど、小さな扉をくぐってっていうところが、ちょっと不思議の国のアリスっぽくて、古典と新しい感じを織り交ぜたようなお話で楽しめました。現実ともう一つの世界があるんですが、現実なのに、とっても不思議なご近所さんがたくさんいたり、どちらが現実でどちらが魔法の世界なのか、ちょっと分からなくなったり、面白いです。

ちょっとダークな感じがして、大人っぽい映画ですが、子供も楽しめる映画だと思いますよ。激しい映画ばかりではなく、こういうステキな魔法の世界を3Dで体験するのって、とても良いと思います。オススメ映画でした。
ユーミンコンサートについては、明日、ゆっくり書きますね。なんか、風邪を引いたみたいで、ちょっと調子悪いので、今日は寝ちゃいます。
