今日は、”ブラックウォーター”の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
オーストラリアで、川釣りツアーに出かけた姉妹と姉の恋人の3人。ツアーの事務所へ行くと、既にツアーの船は出たところで、4人で釣りをするならボートを出してくれると言われ、ガイドと共に、川のマングロームが茂る奥地へ出かける。釣りをしようと、用意をして、釣り糸を垂れたと思ったら、何かがボートに当たる音が・・・。そして、すごい勢いで、ボートをひっくり返され、4人は、川へ放り出される。襲ってきたのは、大きなワニで、急いでマングローブの木に登るのだが、ボートは転覆、連絡のすべも無く、出かけてきた事を知る人間も居ない。近くを通る船も無く、どうやって脱出することが出来るのか・・・。
というお話です。
でー、この映画、B級の最たるものです。C級と言っていいかも・・・。
2003年にオーストラリアで実際に起きた事件を元に作ったそうで、オープン・ウォーターの次を行くような話なのですが、これ、動物関係の調査、ちゃんとしたのかなぁ。
だって、ワニって、お腹一杯の時は、人も何も襲わないし、まして、人間1人くらい食べたら、もう、消化の為に、ずーっと動かないよ。そんな、何人も襲ってくるなんて、ありえない。それに、1匹居たら、もっとたくさんいるでしょ~。1匹だけしかいないなんて、それこそありえないよね。
おまけに、襲った後に、食べ残して、後からまた食べに来るなんて、ホントにありえない。だって、残しておいたら、他に取られちゃうから、手に入れたら、必ず直ぐに食べてしまうというのが、野生の掟でしょ。ピューマだって、わざわざ、木上に持っていって食べてるのにぃ~。
と、文句ばかり言っていると思われてしまいますが、こんなんばっかなんだもん。
とにかく、人間の行動がバカなんです~。ワニの生態も、メチャクチャだけど、人間も、どうしてそんなムダな事するんじゃ~って感じの場面がたくさんあって、もー、大笑いしちゃいました。
ワニが出てくると笑い、人間が行動すると笑い、襲われると笑い・・・。
ホントにこれで良いのかなぁ・・・。
ま、笑いに行ってください。笑える実話だと思って行けば、それなりに、楽しめると思います。
くれぐれも、期待して行かないでください。B級映画です。でも笑えるよ~!!