今日は、”GOEMON”の試写会に行ってきました。
いや~、色々な方に感想を伺ってから行ったのですが、あまり評判が良くなかったので、どうかな~と思っていたのですが、いやいや、なんとも面白かったです。どうして、みんなに評判が悪かったのかなぁ。私、すごく楽しめましたけど。確かに、CGを多様で、マンガっぽいと言えばそうだけど、それはそれで、面白く観れました。
内容は、
織田信長が天下を取った時代から、関が原の戦いを経て、徳川家康が天下を取るまでの、動乱の時代に生きた石川五右衛門のお話です。歴史の大きな軸は、まったく変わっていません。そのままの歴史を思い出してください。只、一つ一つの細かいところとか、ちょっと変えちゃっても問題の無いところなどが変えてあるかな。これ、どこまで書いていいのかなぁ。変えてあるところを書いちゃうと、面白くなくなっちゃうかも知れないから、あんまり書けないんですよ。最初の辺は大丈夫かな。
五右衛門は、侍の家に生まれたのだが、少年の頃、親が殺されて、乳母と一緒に逃げ、山賊に襲われたところを織田信長に助けられ、その才能を見出されて、服部半蔵に忍として育てられる。織田信長に仕えて、茶々の護衛として青年時代を過ごすが、織田が明智に倒された後、自由になりたいと言って、城から逃げて、大泥棒となり、その名を轟かせていた。そんな時、ある庄屋から盗んだ西洋の箱が、織田信長暗殺の秘密だった事から、運命の波にのまれていく。
という感じです。
ストーリーも、歴史と変えてあっても、ちゃんとつじつまが合うように作ってあるし、面白いです。映像は、CG目いっぱい使ってあって、飛んだり跳ねたり、マンガのルパン三世のようだけど、痛快アクションと思えば、問題ないと思うし、とにかく、カッコよく撮影してあるので、楽しいですよ。キャストがカッコイイ人ばかりだから、良いよね~。特に、私がオオッと思ったのは、青年時代の五右衛門を演じた田辺季正くん、すごく可愛くて、イチオシです。ちなみに、青年時代の才蔵は佐藤健くんです。どっちもカッコイイでしょ~。もう少し、青年時代の彼らを観たかったなぁ。ウットリですよ。私も守って~って感じでした。
少し、気になったのは、最初の町の映像と山車の部分が、”ゴースト・イン・ザ・シェル”と”イノセンス”の映像にそっくりだった事です。山車の部分は、イノセンスの町の祭りの場面だし、屋根の上を逃げる部分は、ゴースト・イン~の少佐が敵を追う場面にそっくりなの。I.Gのファンとしてはちょっと気になりました。
なんか、気に入った映画だったので、つい沢山書いちゃいました。
私は、このGWのお勧め映画の1本です。ある程度、娯楽として見れる方は、ぜひ観てみて欲しいです。
歴史とかを確実に見たいとか、CGはイヤだとか、マンガは嫌いという方には、お勧め出来ないかな。
でも、私は好きなの~。面白かったの~。好みでしたぁ。