今日は、”アラトリステ”の試写会に行ってきました。この試写会、当たらなくて、他の試写会に行くしかないなぁって思っていたら、前日の夜、お友達からメールがあり、一緒に連れて行ってもらえることになったんです。
きゃい~ん!!嬉しいっ!!
でも、普通の試写会だと思っていたので、普通に出かけて言ったら、いやに人が多いことに気づき、前に並んでいた人に”混んでますね。”って話したら、”今日、ヴィゴ・モーテンセンがサプライズで来るらしいです。”って教えてくれて、またも、きゃ~!!って感じでした。
会場に入ると、ファンの方が前の方にたくさん!!ビックリです。
挨拶は、試写の後にあるようで、まず、映画を観ました。
17世紀のスペインを舞台に、活躍したアラトリステという戦士を描いた物語です。ちょっと日本の武士の時代に似ていました。原作は、まだ続いているようなのですが、映画は、ちゃんと完結しました。
スペインの歴史を知っていると良く解ったと思うのですが、イギリスのエリザベス女王に敗れた後のスペインの衰退していく様を、有名な歴史的戦い(VSオランダ、VSフランスなどなど)を通して、描いていきます。色々知っていると、面白さが倍増するんだろうけど、途中で、今どこの国と戦っているのか解らなくなっちゃいました(^_^;)
きっと、このアラトリステの時代の後、スペインがフランスに統治されちゃうんだと思うんですけどね。
とにかく、歴史超大作でした。ちょっと駆け足だけど・・・。歴史を勉強してから、もう一度みたい作品です。
で、試写後、ヴィゴ様がいらっしゃいました!!
ブラウンの髪がサラサラで、優しそうな笑顔・・・。ほっんとにステキでした。あまり近づけなかったけど、観れただけでも充分過ぎるほどのしあわせです~。
アラトリステの役をやるのに、宮本武蔵の両刀使いを真似て、練習したそうですよ。全編、スペイン語でやったのですが、スペイン語は、奥が深い言葉が多いので、英語やロシア語で演じるときとは、表現の仕方が違うので、研究したようです。とても良い映画で、トロント映画祭でも大好評だったのに、日本公開まで時間がかかったとお話していました。アメリカでは、まだ公開されていないので、日本の方が先に公開だそうです。
この映画では、アラトリステがかぶっている帽子に気を使ったといっていました。良く飛ぶんだよって。
良い映画なので、宣伝してくださいねとのヴィゴ様のお言葉でした。
上でも書いたんだけど、この映画、ちょっと話の進み具合が早すぎて、色々はしょってあるから、歴史を知らないと解り難いと思うんです。万人受けのする作品では、無いんじゃないかなぁ・・・。
歴史好きな、大人の方や、学生にはお勧めです。子供には、退屈かも・・・。
ウィゴ様ファンの方には、ヨダレ物ですよ~。だって、ウィゴ様の魅力全開ですもん。