今日は、お友達に誘っていただいて、「悪夢探偵2」の試写会に行ってきました。ティーチインが試写の後にありましたよ。塚本監督がいらっしゃいました。
まず、映画の感想ですが、パート1より、主人公の京一君が人間らしくなっていたような気がしました。だって、パート1では、いつも頭を抱えて”いやだいやだ~”って言っていて、なんだか”イヤなら死んじゃいなさいよ~"って言いたくなる様な人間だったんだけど、今回は、それほど”いや”そうじゃなくて、人間味が出てきたなぁって感じでした。パート2では、悪夢探偵の影沼京一の過去が暴かれて、なんでパート1でそんなに人間的じゃなかったのかが解るというお話でした。やっぱり、子供にとって、母親って、”すべて”じゃないですか。そんな母親に裏切られたと思ったら、子供はどうやって生きていけば良いのかってことです。そんな京一君が、今回は、自分の過去をたどって、だんだん人間らしくなっていくんですよ。ちょっと最後は感動的でした。
でもねー、やっぱり塚本監督のだから、スプラッタ&ホラーです。いやー、恐かった。本当に恐かった・・・。
髪の長い女が這って来るのはやめて欲しいよね~
で、ティーチインです。
今回は、母と子供、いじめなどが描かれていますが、別にそんなに問題になってるからって、それを題材にしたわけじゃないということでした。たまたま創っていて、こういう流れの内容になったのだそうです。監督ご自身の家庭問題(4~5年ほど、母親の看病をされているそうです。)が映画に反映されてしまったかもしれないと話していらっしゃいました。奥様と子供をみていて、子育てって大変だなぁと思い、それもあるかもって・・・。
ヒロインの三浦さんは、オーディションをして、たくさんの中から選んだそうです。監督は、技とらしい演技が嫌いで、出来るだけ自然で、演技で気持ちが読み取れるとかじゃない人を選んだといっていました。
ホラー映画は観るけど、すごく恐がりなので恐いですとのこと。リングを観たときは、サダコにグワッと来られて、のけ反っちゃいましたと。リングの高橋さん(脚本)は、悪をばら撒く感じで、あの脚本は本当に恐いとのことでした。すると、ぴあの担当さんが、確かに高橋さんは、悪をばら撒きたいと言ってましたと・・・。すごい・・・。
内容の細かいことについての質問は、書いちゃうとネタバレしちゃうから、書かないけど、ヒロインが悩まされる悪夢は、監督の奥さんの夢を映像化したそうです。奥様は、結構、恐い夢を見るようで、今後の悪夢探偵にも仕えそうな悪夢を少し教えてくれました。パート3に使われるかもしれないですよ。
とりあえず、ホラーだし、暗い感じだけど、救われるから観てみてください。パート1を観た人は、少し進化した悪夢探偵を見れるんじゃないかt思いますよ。