今日は、「純喫茶磯辺」の試写会に行ってきました。試写の前に舞台挨拶があり、主演の宮迫さん、仲さんと監督の吉田さんがいらっしゃいました。宮迫さんに失礼かも知れないけど、TVで観ていたより、全然カッコよかったです(笑)。今回、宮迫さんは、スタートとカットの声が判らないほど自然に演技が出来たそうです。
映画の感想ですが・・・。日常の生活を娘の咲子の視点で描いてて、その普通さが、とっても面白いんです。不思議な人がたくさん出てくるんだけど、確かに、日常の普通の生活にいるよなーという感じなんです。その普通の描き方がすごく、なんていうか、良いんですよ。この映画、観た後、なんとなく、しあわせになります。
あの秋葉原の事件があって思うんですが、人間、勝ち組になる人の方が少ないんじゃないかな。でも、勝ち組ってなんですか?お金儲けている人が勝ち組ですか?誰が勝ち組かって、その価値観が人によって違っていると思うんです。この映画も、主役は、失敗しちゃったりして、勝ち組とはいえないけど、でも、しあわせそうなんですよ。それが、伝わってくるんです。だから、一方では負けたけど、一方では勝ってるんだと思うの。だから、しあわせに見えるんだよね。こういうしあわせって、いいなぁ。
この映画は、誰でも楽しめる映画だと思います。この映画を観て、帰りに家族でご飯でも食べて帰ってくるのがいいかも。