光市母子殺害事件をヒントにした「誰がために」 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日、光市の事件の判決が出て、この映画を思い出しました。浅野さんが主演の”誰がために”です。この事件をヒントに作られていると思うのですが、その被害者の心情を良く表していて、結構、辛い映画でした。浅野さんが被害者の夫で、犯人が小池徹平くんなんです。犯人がちょっと可愛すぎるのが難点ですが・・・。主人公の妊娠中の奥さんが、アパートに入ってきた犯人に殺されるんですが、女性の目から見ると、こんな殺され方、絶対許せないです。それで、未成年ということで許されてしまうなんて、絶えられない辛い映画でした。被害者の夫は、目の前に犯人がいるのに、手が出せなくて、もう諦めて、自分で、自分の中で整理をつけるしかないということなんですが、納得出来ませんでした。

今回、この事件の判決が出て、それほど日本も狂ってないなと思いました。死刑とかなんとかの問題じゃなく、人を殺したら、償わなきゃいけないということです。私は、この判決、正しかったと思います。

これを期に、ちょっとこの映画、DVDで観てみたらいかがでしょうか。考えさせられますよ。