「ボディビルダー」
を観てきました。
ストーリーは、
アメリカの田舎町で、病気の祖父を介護しながら暮らす青年キリアン・マドックス。低収入で孤独な毎日を過ごす彼には一流ボディビルダーとなる夢があった。トレーニングと食事制限に打ち込むキリアンだったが、身体は悲鳴をあげ、社会の不条理と孤立が彼の精神を蝕んでいく。
というお話です。
キリアン・マドックスはスーパーで働きながらボディビルダーとして有名になることを夢見ていた。彼の父親は妻であるキリアンの母親を殺しその後自殺をしてしまい、今は祖父の介護をしながら一緒に暮らしている。
ボディビルのチャンピオンであるブラッドの熱狂的ファンで彼に毎日のように手紙を書いています。電話をくれるように連絡先も書いているのですが、全く連絡はありません。ブラッドの事務所に電話をして返事が来ないと話すのですが相手にされません。それでもブラッドを目標としてプロテインを飲み、ステロイドを身体に打って鍛えていきます。
ある日、スーパーの同僚で前から気になっていたジェシーに声をかけ、デートに誘う事に成功する。彼女が横暴な男性客に絡まれているところを助けたのだ。街のレストランを予約し彼女と食事をしますが、キリアンは自分だけ沢山の注文をし、ジェシーの注文の手助けを全くしません。その上、話すのはボディビルの話ばかりでジェシーは嫌になり途中で帰ってしまいます。
キリアンは家の塗装を頼んだ塗装屋と揉めて殴られ、ボディビルの大会で倒れてしまい失敗します。その上、ジェシーとのことが関係しているのか、キリアンはスーパーを解雇されてしまう。悪い事ばかりと思っていた矢先にブラッドから連絡があり、彼の撮影会に招待されます。大喜びで訪ねたキリアンでしたが…。後は、映画を観てくださいね。
この映画、ムッキムキのボディビルダーのお話です。熱狂的なボディビルファンでちょっとき○がいじみていました。オタクってこういうもんかもしれないけど、それにしても身体にステロイドを毎日のように打って、食事の量も凄いんです。プロテインも飲み続けていて、これはやり過ぎなんじゃないかなと思いました。
ボディビルダーのチャンピオンであるブラッドのファンで、ファンレターを書いて返事をくれと催促するんです。ちょっと普通じゃないですよね。こういう人がストーカー行為とかしちゃうんだろうなと解りました。もう自分とチャンピオンが友達みたいに思っちゃっているんですよ。ずっと妄想をしているから現実と夢が入り混じっちゃうんでしょうね。
とっても不幸な生い立ちだけど、祖父は優しく育ててくれたようで普段は優しくて大人しい男性なんです。でも時々キレてしまうと手が付けられないほど暴れてしまうんです。これこそ豹変するということだと思うんだけど、自分でもどうしようもなく止められなくなってしまうんでしょうね。恐ろしかったです。
ボディビルのチャンピオンに憧れているので、身体を鍛えることに余念がなく、プロテインを飲んでステロイド注射を身体に打つんです。このステロイド注射は身体に非常に悪いようで、既に精神疾患を抱えているキリアンは、それによってもっと酷くなっていきます。精神的に不安定になり、キレることも多くなり、そのせいでスーパーの仕事も解雇されたのだと思います。
そんな色々な問題が起こってもボディビルは続けていて、とうとうブラッドという憧れの人から連絡が来て、撮影会に招待されるんです。憧れの人は自分からの手紙を読んでいてくれて連絡をくれたのだととても喜んで、その撮影会に訪ねるんです。このブラッド、唯の筋肉バカで自分のファンは自分の性欲のはけ口くらいにしか考えていないんですよ。いやぁ、ムカつきました。
そしてキリアンも襲われてしまうんです。憧れていた人にそんな事をされて、放心状態になったキリアンは何も考えられなくなります。悪い事ばかりが起きて、自分はなんでこんなにツイていないんだろうかと悩みます。そしてある決断をしてしまうんです。ここから狂気に進んでいくので詳しくは書けませんが、追い詰められたらこんな風に人間は壊れちゃうんだよと思いました。
キリアンは本当に可哀想な人だと思いました。ご両親の問題があり子供のころから友達も出来なかったんじゃないかな。祖父が育ててくれたけど子どもの心の傷は治らず、カウンセリングに通わされていました。何か犯罪でもしたんだと思うけど、執行猶予中の措置だったんじゃないかな。
カウンセリングに行くと、とてもしっかり受け答えをしていて普通の男性に見えるんです。大人しくて悪いことはしてませんという顔をするのですが、まぁ、ちょっと悪いことはしていました。キレると手が付けられないキリアンなので、酷い暴力や器物損壊などをしていました。街中の標識や看板が壊れているのって、こういう人が当たり散らしてやっているんだろうなって気が付きました。
ボディビルダーのチャンピオンを目指しているので、身体づくりはとてもストイックで、筋肉は凄かったです。黒人の方なので身体が黒光りしていて美しいんです。人間の身体って何だか凄くなるんですね。だって、腕や足に”鳥の胸肉”や”鳥のささみ”みたいなのがモコッモコッとくっついているんですもん。引っ張ったら、モリッと裂けて取れるんじゃないかって思いました。
この映画、ジョナサン・メジャースの最後の作品になっているのかな。この映画を撮影した後に女性へのDVで起訴されて有罪になったようなんです。アベンジャーズのカーン役を解雇されて、それ以外のCMなどの契約も破棄されたようで、この映画の後は作品が無いと思います。
映画の中でもキレて暴力を振るう役でしたが、実際にやってしまってはダメですよ。元恋人に暴力を振るったようで、幾つか起訴されて半分が有罪になったのかな。女性側からしたら許せない男ですよね。激しい暴力や精神的苦痛になることを言ったようで、何でそんな事をしちゃったのかなと思います。
私はこの映画、お薦めしたいと思います。少し実際の彼の事件とかぶるような場面もありますが、全体的に面白かったです。ボディビルダーの世界を少しだけ垣間見たような気がしました。筋肉は好きだけど、ボディビルダーさんの筋肉はちょっとホラーですね。恐いです。映画は面白いので、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。![]()
「ボディビルダー」








