ラ・クロワ・ド・カルボニュー ブラン ペサック・レオニャン 2021年


13世紀からの長い歴史を持ち、この土地最大規模を誇るグラーヴのシャトー。

一時期低迷したが1956年にマルク・ペランがこのシャトーを購入、投資を行い、80年代に有名なコンサルタント、ドニ・デュブルデュー氏を雇い入れ復活。

このキュヴェは13世紀から18世紀にこの土地を所有していたサント・クロワ修道院の修道士への敬意を表するために造られたブランド。

ソーヴィニヨン・ブラン65%、セミヨン35%。

砂利と粘土を含む石灰岩土壌。

手摘みで収穫後、穏やかに圧搾。

澱をかき混ぜながら9ヶ月間バリックと大樽で発酵、熟成。

グレープフルーツに軽くパッションフルーツ、リンゴの皮、クルミオイル、優しい樽香、ペトロール。

ボルドーらしい白ワイン。

その昔カルボニューの赤はブルゴーニュのヴォルネイ的なワインと表現されていたらしい、確かに以前メルローとピノ・ノワールをブラインドで間違えた事あるな、と思い出した。