マルキ・ダンジェルヴィーユ VdF ペティヤン・ナチュレル プティ・ブラン 2020年。
約200年に渡り、ヴォルネイでワイン造りを続けている蔵元。
1906年からINAOの創立メンバーの1人であるマルキ・ダンジェルヴィーユがドメーヌの仕事を継ぎ、フィロキセラの被害にあったブドウ畑の再建に尽力φ(..)
1952年に息子のジャック・ダンジェルヴィーユが継ぎ、様々なワイン関連機関の設立に貢献。
2003年からは息子で現当主のギョーム・ダンジェルヴィーユがドメーヌを引き継ぎ、父と15年間共に仕事をしてきた農業技師であるルノー・ド・ヴィレット氏の助力を借りながらワイン造りを行っていた。
ヴィレット氏が定年退職した為、メゾン・アンブロワーズで醸造を担当していたフランソワ・デュヴィヴィエを2005年に招聘。
2009年から全ての畑でビオディナミ栽培。
2020年は日照量が多かったことや、アリゴテの仕立てを少し変更したことなども影響して収穫量上限の72hl/haを超える収量があり、VdFに。
アルコール発酵の途中で瓶詰めして二次発酵させたこのアリゴテは、泡立ちは穏やかで、レモンのような酸味があり、ライムの皮やハーブ、姫リンゴのような軽い苦さもある。
何ともアリゴテらしい、2020年のみ造られたペティヤン。
思わず手を出してしまった。
スティルの白も飲んでみようφ(..)