アルヘイト・ヴィンヤーズ ハイルクランス シュナン・ブラン 2018年。
クリスとスーザンのアルヘイト夫妻は、ケープワイン・インダストリーで働きながら世界のワイナリーを多く訪れ、その経験から「ケープ土着の品種を使ってテロワールを表現したワインを造りたい」と考え、ワイナリーを設立。
クリス氏は標高300メートル前後、海風や山おろしのある乾燥した区画に植えられている古樹に着目し、1656年にこの土地で既にシュナン・ブランとセミヨンが植えられていた記録が残っていることから、白ワインをメインに醸造。
畑は一切持たず、契約栽培農家からの葡萄でワイン造りを行っているφ(..)
この白は2017年初リリースのシュナン・ブラン。
スカーフバーグ地区のオウダムという畑の葡萄。
ハイルクランスとはこの畑にある崖の名前で「涙する崖」という意味。
雨が降ると崖肌を涙のように雨水が伝うことに由来。
同時に、2017年に亡くなった畑のオーナーのご子息へのオマージュも込める。
現状2ヴィンテージともワインマグ98点&ティムアトキン97点という驚異的な評価を獲得!
収穫後葡萄は全房のまま、クリスがゆっくり味見をしながら慎重にプレス。
その後低温のタンクで24時間静置し、醸造において新樽は一切使用せず、全て厳選した古樽を用いて熟成。
上質なロワールのワインのようなシュナン・ブラン。