ホワイトホール・レーン  フレンズ & ファミリー  カベルネ・ソーヴィニヨン  2017年。

畑は1800年代後半に開墾、南側の地域名から名づけられたホワイトホール・レーンは、1993年にレオナルディーニ家によって引き継がれた蔵元。

国道29号線沿い、ラザフォードのモダンな黄色い建物がワイナリー。 

自社畑の土壌分析や土の保水量の計測を行い、赤外線カメラによる航空写真で葡萄の成熟度を計測するなど様々な方法を取り入れている。

このキュヴェはナパで猛威を振るった2017年の山火事により、ワイナリーで発酵途中であったカベルネ・ソーヴィニヨンの発酵タンクに煙が入りスモークティントが発生。

煙の被害が少なかった為、できる限り発酵途中のワインから煙の風味を抜くという工程を取り入れて醸造した物。

ワイナリーとしてリリースするか迷ったが、通常のカベルネ・ソーヴィニヨンの41%OFFで販売する事を決意。

そこまで強くは感じないが、一つの勉強にはなる煙香、ナパらしい果実味のある赤。