ル・ブリゾー  VdF  パタポン  2019年。

1988年にヴーヴレーでワイン造りを始めた故クリスチャン・ショサールは、1999年まで醸造学校の講師をしながらワイン造りを行っていた。

そのヴーヴレーのワイナリーを引き払い、2002年にジャニエールに立ち上げたのがドメーヌ・ル・ブリゾーφ(..) 

2012年にクリスチャンが無くなり、妻のナタリーが引き継いだ。

この赤はピノー・ドニス100%、2019年は春の遅霜の影響で7hl/haと80%減、いくつかの区画の葡萄をブレンドして醸造。

ステンレスタンクで8ヶ月セミ・マセラシオンカルボニックし、自然酵母で1ヶ月発酵、ステンレスタンクで12ヶ月熟成。

ナタリーさんが造るようになってから必要最小限のSO2が入るようになり、とてもクリーンでナチュラル(これは瓶詰め時に20mg/L添加し、軽くフィルター有り)、ポジティブなワイン。

お香にザクロ、フランボワーズのジャム。

毎年必ず飲む、思い入れのある1本。