ギィ・ブルトン モルゴン プティ・マックス 2018年。
モルゴン近郊にある醸造学校で学び、1985年〜1987年まではマルセル・ラピエールの元で醸造を担当、1988年に祖父から譲り受けた畑の葡萄からワインを造り元詰めを開始した蔵元。
ギャング・オブ・フォーとも呼ばれるモルゴンを代表する生産者。
プティ・マックスはギィ・ブルトン本人の愛称。
以前は木製の水平式プレスだったが、壊れた為、現在はステンレス製のプレスを採用している。
既に60歳を超えている為、これ以上栽培、醸造に関して変える事は無いとの事。
コンクリートタンク or ポリエステルタンクで発酵後、DRC社の2〜3年樽で熟成。
色合い淡く、優しいサクランボやクラッシュした苺にベリー、甘い梅干しのような風味がある。
他のキュヴェよりも若干樽熟成が長い(と言っても12ヶ月)が、薄く包み込む控えめな樽の香ばしさが心地良い。
1893年~1957年に植樹したガメイは、2018年という年でもみずみずしくて柔らかい。
これは旨い。