ドミニク・ローラン ブルゴーニュ ル・クールジョワ 2014年。
『素晴らしい畑のブドウなのに醸造がうまくできていないワイン(樽)に出会い、もう一度そのワインを別の樽に移し替えたらどうなるか、という実験も兼ねて「熟成を再構築」という意味で新樽200%醸造を行っていた』ドミニク・ローラン。
新樽はできるだけ空気との接触が無いように、特に注意深く毎日観察しながら醸造&熟成する。
新樽200%など、濃くて濃厚なワインと思われがちだが、この造り手のワインで『現代的で派手』と思った事はない。
ワインは誰がどれくらい注意を払って造ったか、も重要。
このワインはピノ・ノワールにガメイも半分近く混ぜて仕込んだブルゴーニュ・ルージュ。
2014年らしい酸と涼しさもあるが、なかなか良い。
