福岡へ出張の帰り、「板付遺跡」に寄りました。 大学の考古学の授業では縄文時代が中心なのだけど、 せっかく空港の近くにあるんだから 弥生時代の集落も見てみたい!
というわけで、土砂降りの中、バスに乗って向かいました。
博多のバスターミナルから20分くらい。
板付遺跡
「板付遺跡」は、弥生時代のもっともはやい時期に コメづくりが行われたムラです。 集落のまわりをぐるりと囲むように溝があるので、 環濠集落といわれます。 その集落ができる前(弥生時代早期)は、 今とほとんど変わらない水田があったことが 発掘調査によってわかっています。 弥生時代のムラってすごい。
石器萌え(勉強中なので)
驚いたのがコチラ 弥生時代の人の足跡だって!
弥生時代のムラ人の足跡
ほ、ほんとかなあーーー。 水田は突然の洪水によって埋まってしまったのですが、 このとき、ムラ人の足跡が残されたんだそうです。 福岡県警の鑑識課によると、 「身長164センチ前後、歩行途中で滑りそうになり、 あわてて態勢を立て直している人」だそうで。 ほ、ほんとかなあーーー。 鑑識って、そんなことまでわかるのか・・・。
また別の驚き。