抗癌剤治療までの経緯③ 検診結果 | 乳がんにて抗癌剤治療中〜ステージ1 初期がん記録〜

乳がんにて抗癌剤治療中〜ステージ1 初期がん記録〜

ステージ1の初期乳がんの方のブログ…と言うか情報が少なく感じたので、私の経験している範囲での情報、副作用の程度、生活etc…同様な経験をされる方の参考になればと思いブログにしてみようと思います。
プラス
自分へのメモがわりです。

2週間後。
検査結果を聞きに病院へ。

診察室にて先生
「ほぼ悪性です。顔つき(がんに顔つきがあるらしい)しか見てないので100%では無いですが、より詳しく検査し治療が必要ですので、大きな病院を紹介しますね。大丈夫ですか?」
先生は端的にとても優しく詳細をメモをしながら伝えてくださった。

「はい、大丈夫です」

人によるんだろうけど、
こう言う時、
相手に迷惑かけちゃいけないとか、
戸惑わせたら申し訳ないとか、
そっちの発想になって、
神妙な顔が作れずに、笑顔で返事してしまった。

その後、別室で詳しく今後の病院の紹介やら、なんやら説明をすると言うことで、診察室から出た時、
出口にいた看護師さんが私の肩に触れて
「大丈夫?」と。

あまりに突然の暖かい言葉で
張り詰めてた気持ちがふと
緩みそうになった。
が、
またまた笑顔で、
「大丈夫です!」
看護師さん
「笑顔が素敵ね!絶対大丈夫よ!」

看護師さん、
暖かいお言葉ありがとうございます。

今後の説明を受け、
おうちから近い総合病院に決めた。

初診の予約がまた、1ヶ月待ち…。
もうそん時は
…だろうな⤵︎
と思った。

病院から出たら気が緩んだのか
初めて
ポロリと、泣けてきた。

…が、すぐ復活!
泣いて治るならみんな泣くわ!

私は大丈夫。
必ず治る。
だって守る人がいるから!
息子の存在に心から感謝した。

そして、彼氏に結果をメールした。
電話はしたくなかった。
声を聞きたくなかった。
聞いたら泣きそうだったから。

空気をよんでくれたのか、
メールで笑顔の返事が。

「がんばろうね(´∀`*)」

もしかしたら、
彼氏も同じ思いだったのかもしれない。

がんだと分かったことで、
気持ちがひとまず落ち着いた。
今まで得体の知れない謎の塊だったのが
何者か分かったのだから。

あとは戦うだけ。

ま、得体知れなかったのは、
全部自分のせいなんだけど。

そんな
私の適当なところが大嫌いだし、
その適当なところに救われている自分もいる。