毎日が3月8日でありますように。【国際女性デー】 | タブーから自由になって、より健康で豊かな月経ライフを! ~バスク在住ドゥーラ 寺本裕美子~

タブーから自由になって、より健康で豊かな月経ライフを! ~バスク在住ドゥーラ 寺本裕美子~

月経、妊娠・出産、育児や更年期。心とカラダの健康について、女性のエンパワメントのためのブログです。

 

教わらなかった生理と身体を、

知って・仲良し・健康に!

 

タブーから自由な、

より健康で豊かな月経ライフを

サポートします。

 

こんにちは! 

ドゥーラのユミコです。

 

 

今年も、例年通り何万人もが集まる、

「3月8日国際女性デー」、バスク地方ビルバオのデモへ!

 

ビルバオのデモにて

 

今年は日曜日なのでストライキはないけども、

張り切って参加しました。

(よかったらこちら もお読みください)

 

 

男女平等、皆のありのままを受け入れ尊重しようという

「フェミニズム」への偏見や誤解は絶えず、

意識作りへの道は長い。

 

性暴力もなかなかなくならない。

 

 

違いがある限り、少なくともそれを受け入れ、

お互いが生きやすい世の中を求めることは

間違いじゃない。

 

権利を主張するのは正しいこと。

 

 

女性がより自由に、より自分らしく生きることは、

世の中にとって平和な生活への道だと思います。

 

 

3月8日だけが女性デーではありません。

 

日々の教育、各々が問いかけることの大切さ、

 

格差が及ぼす不平等な出来事や

苦しみを忘れないよう、

 

こうして毎年集まり再認識するための

3月8日なのです。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

私が個人的に女性だけでなく

皆にとって大切と感じ、訴えたい事は↓

 

少女の頃から植え付けられた固定概念。
そこから生まれる格差。

 

出産は美しいものと映っても、

 

私達のカラダの本質であるはずの

生理はなぜかタブー。

 

 

「恥ずかしい」「穢れ」「面倒くさい」

 

 

国によっては生理は女性特有の「病気だ」、

と当たり前に信じられていたり、

 

生理用品もなく学校に行けない女子、

 

ナプキンの代わりにどこでも手にはいる

布や靴のインソールを使ってなんとかしのぐ女性、

 

月経中は隔離され、家族との接触は禁じられる...。

 

 

そういう現実が、まだまだあるのです。

 

 

 

これは、

女性がありのままの自分を認めることができないことにも

繋がってしまう、痛みを助長する悲しい現実です。

 

そして、自分のからだのつくりを

ネガティブに捉えると言うことは、

 

自身を堂々とケアすることへの妨げになると思うんです。

 

その後の性のプロセス、様々な人生のステージ、

人間関係...


無意識に、でも根強く影響してしまいます。

 

その現状が当たり前のようになっていることが、

私は恐ろしいと感じるのです。

 

 

 

私たちは日々変化する、創造的な生き物であること。

 

月経があることは健康であるということ。

 

月経は、自分の心身のケアにとても役立つ

知恵を与えてくれるということ。

 

 

女性の身体は苦しくて痛いものではなく、

誇りを持つべき、

命を創る素晴らしい尊いものであること。

 

何より、男性も女性なしには

この世に存在しないということ。

 

 

お互いが存在するから

新しい命が生まれるということ。

 

 

忘れちゃいけないと思うんですよね。