コロラドにて、まだ出れると思っていなかった大会に出場したトラ。

マンモスのチームメイトとコーチ達と。


本来はこのひとつ下の大会に出て成績を残して、来季に向けワールドカップの次のランクのこの大会に出ることを目標にしていたところ今回まさかのスロープとハーフパイプ両方で出場が決まり、その連絡を受けたのはコロラドへ向かう旅の途中でした。


まだ何の経験もない最年少13歳。

特にスロープスタイルでは出場はかなり難しいので、なぜ出れたのか?ひとりだけ小さな体でポツンと混じりました。


手前はUSチームのベテラン、ブロックコーチ25歳。


3日間の練習のうち、2日間はコンディションが悪く板が走らずほとんど練習できず。

1日だけできたジャンプ練習はとても調子が良く、こりゃいいとこいけるんじゃないか?と思ったが、、神様はそんなに甘くない。


朝の女子とヒート1までいい天気と無風でみんな調子良く飛んでいたのに、トラのヒート2になると一気に雲行きが怪しくなり強風が吹き始めました。


不安でいっぱいであろうトラを見守ることしかできなかった。


やれることは全てやった。

ボードも全力で走るようにして。

だけどひとり小さな体で140センチという短いボードで、、周りの選手たちより断然に届かない。


数本の練習でわかってはいたものの、諦めずに全力で突っ込んでいったトラ。



だけど、どんなに頑張っても上手く体を動かしても、届かなかった。

悔しい転倒が続いた。



だけど、動きは良かったんだよ!

もしも、ちゃんと板が走ってたら、どこまで行けたのか。

それもわかった。



本番の2本とも、全く届かずキッカーのフラットな台に叩きつけられ。

滑り終えたトラの元に走り寄ったらうずくまってて。

どこか痛くしたのか?こんな大きなジャンプは届かない場合怪我してもおかしくない。


慌てて近づくと、唸りながら雪面を叩いてた。

悔しくて悔しくて泣いてた。

どうすることもできなかったね。



そのあとは、朝炊いたおばあちゃんが持たせてくれたお赤飯のおにぎりを食べて、笑顔を見せてた。仕方なかったよねって。



私はたまらなかったけど

多分本人より私のが悔しかったけど、

本人が前向きに次に進めるならそれでいい。



こんなに悔しい経験と試練を与えてもらってのはラッキーだと思おう!

こんなんじゃ終わらせないぜ!

と、ふたりで笑ってやった。


コーチ達も、頑張ってくれたけど板を走らせられなくて本当にごめんって。

もっと食って体デカくしようぜ!って。笑



ハーフパイプも出ました。こちらも2本とも転倒。これはまずまだ練習不足。

そしてヘラヘラ笑ってたから、「悔しくないの?!」と言ってしまった。苦笑


「自分の滑り出しきれなくて悔しいけどさ、攻めないと決勝行けないし仕方ないよね」って。

本人冷静。

まあ確かにね。



ハーフパイプの方はチャレンジで、これまでマンモスの我が家にホームステイしてくれた歴代の兄ちゃん達と同じ舞台で戦うってことにも感激してて。

負けても笑ってた。



スロープスタイルでの悔しがり方とは全然違ってた。そうだよね。


母が思ってる以上に、彼は成長してる。


まだまだこれから!

頑張れトラ。




というわけで、
10日間の練習遠征の予定が
15日間の大会遠征へ延長となり
これで終わるものかとさらに延長入りました。

そこで得た大きなものがあります!
まだドラマは続きます。