昨日の降雪は60〜80センチ。
ドーンという爆弾の音と共に
目の前で巨大雪崩が発生しました。
雪煙と共に凄い速さで凄い大きさで、地響きのような凄い迫力を正面リフトの上から見ていました。
慌てて携帯出すも、雪煙しか撮れず。
こんな風にこちら側には滑っている人たちが普通にいます。
「あー、あそこ!もったいねー!」
ってセリフが聞こえてきた… いいとこ雪崩ちゃってっていう意味です。
あちこち大きく雪崩れています。
これは全てアバランチコントロールと言って、予め雪崩の起きやすい斜面にパトロールが爆弾を仕掛けて雪崩を誘発させているんです。
降った日の翌朝はいつもバンバンと爆弾の音が鳴り響いています。
今回は、強風に吹き曝されて斜面がアイスバーンになっていた上にドサっと60〜80センチ積もったので、雪崩れやすい状況でした。
いつも滑ってるこの急斜面の山頂からリフト乗り場まで雪崩れました。しかもリフト挟んだ両側!
恐ろしい〜。
で、ある意味もっと凄いのが、これ。
雪崩れた跡。
もう滑れるっていう。
この後このリフトも動き始めて。みんな雪崩のデブリを横切ったりしながら滑ってました。
雪崩コントロールが完了したので、みなさん滑っていいですよ、もう大丈夫ですよ、ということです。
まだ雪崩の危険性があれば1週間オープンしないこともあります。
これがアメリカのスキーリゾート。
マンモスマウンテンは半分から上はほとんどがこのようにバックカントリーにリフトが掛かってるようなものなので、コントロールされるまでは開放しません。
その代わり、半分から下のリフトは安全確認してすぐ開けてくれるので、時間差でいろんな地形のパウダーが楽しめるのです。
何より雪崩のコントロールを厳しいレベルで行い、危険性が低くなってからオープンしてくれるのが絶対的に安心です。
もちろん個々に気をつけなくてはならないことはあるけれど。
高いお金取って運営してるだけある。
と思えます。