木俣椋真。
スノーボードスロープスタイルの選手で、北京オリンピックはあと一歩ギリギリで出場を逃してしまったけど、ワールドカップ優勝経験もあり、実力ある19歳です。



リョウマが来ているこの1ヶ月間、ゲストが入れ替わりでイベントもあって慌ただしく日々が過ぎていました。

問題もハプニングも起こさず、マイペースに生活してたリョウマのことを、今ゆっくり書いてみようと思います。



19歳のリョウマは、これまでの中でも一番手のかからない、しっかり者でした。


スノーボードも生活も、料理洗濯掃除もちゃんとして、自分のことは出来るだけ自分でやっていました。


頼ってくることは最小限で、大抵自分で何とかしていて。

あとから聞いて、「え?そんな大変だったの?!」って思うこともあっても、頼らずやり終えて事後報告ばかりでした。




淡々とクールでマイペースなリョウマだけど、振り返ると沢山いい笑顔見せてたな〜。



滑りはとても綺麗で上手くて。

大技を決めても大喜びすることなく、淡々としてて。

ひどい転び方しても、淡々としてて。笑



初めてアメリカのイベントにも参加したけど、物怖じせず自分の出来ることをひとつずつしっかりやっていた印象でした。





その分彼の中には秘めた強いものがあって。

周りにどう褒められようが貶されようが、自分が納得するまでやるだろうという強い意志を感じました。


きっとアメリカにいきなりやって来たのも彼自身の思いつきだったんだろうな。


こうして欲しいとかワガママもお願いも言わないから、リョウマこれでいいのかな?と思ったりもしてたけど。

きっと何かあれば言ってくるし、リョウマのペースを見守っていようと思って生活していました。


ヘルメットどこで売ってますかと聞かれてみんなで買いに行ったのが唯一リョウマが頼ってきたことかも。笑 ↓


「あっという間でした」

って、最後言ってたから、充実していたのかな。


真面目にストイックに生活していたけど、面白いこともいっぱいあったよね。





トラにも優しくしてくれてありがとうね。






「あとは飛行機乗るだけです。またお願いします」


ってひと言。

無事に飛行機に乗ったみたいです。

今頃空の上かな。